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猿山 らだ男
猿山 らだ男
天乃 海斗
泣き顔を見られたのが気に食わないのか俺は随分と嫌そうな顔をし反対にぺいんとは悩みが晴れたそんな顔をしていた
猿山 らだ男
天乃 海斗
俺から降りるとぺいんとは俺と中学の俺に手を伸ばした
天乃 海斗
猿山 らだ男
猿山 らだ男
ぺいんとを真ん中にしてデパートを巡った
気づけばデパートを出たらそこは夕暮れになっていた
猿山 らだ男
俺の前を2人の子供が楽しそうに歩いている
それは本当の兄弟のようで微笑ましいものがあったが少しだけ胸がモヤモヤもした
猿山 らだ男
猿山 らだ男
猿山 らだ男
猿山 らだ男
ぺいんとは気付かなくても俺は気づいていたようでわざわざ後ろを向いて朝の仕返しをして来たようだ
猿山 らだ男
猿山 らだ男
天乃 海斗
天乃 海斗
猿山 らだ男
猿山 らだ男
猿山 らだ男
猿山 らだ男
俺は逃げ足が早いのでぺいんとを抱えていてもまだ1分も経ってないのに遠くに見える
猿山 らだ男
そんな事を思いながら面倒だが2分だけ待ってやる事にした
先生から逃げる事2分多分そろそろ追いかけてくるのだろう
天乃 海斗
猿山 らだ男
俺はぺんちゃんを抱っこしながら家に向かって走る
猿山 らだ男
天乃 海斗
猿山 らだ男
俺より歩幅も多いし体育教師ぽかったので俺が追いつかれてしまうのは目に見えていたが思った以上に早い
猿山 らだ男
猿山 らだ男
天乃 海斗
猿山 らだ男
ヒョイと俺に乗っていたぺんちゃんを取り上げて笑っていた
けれどその瞳は濁りきっており深い闇が広がっているようなきがする
猿山 らだ男
猿山 らだ男
天乃 海斗
猿山 らだ男
夜ご飯を食べ終えぺんちゃんをベットで寝かしつけた後にリビングに呼ばれた
猿山 らだ男
部屋は真っ暗で前があまり見えないが確かにそこに先生がいる事はわかる
猿山 らだ男
あの時怒らなかったのはやはりぺんちゃんがいる事に関係して居そうだ
猿山 らだ男
黙っていると先生は俺の髪の毛を少し強めに引っ張った
猿山 らだ男
猿山 らだ男
猿山 らだ男
パッと掴まれていた髪の毛が離されたがきっと次何かヘマをして仕舞えば親父より制裁な罰があるだろう
俺の弱点は俺自身がよく知っている
猿山 らだ男
猿山 らだ男
猿山 らだ男
猿山 らだ男
猿山 らだ男
猿山 らだ男
俺がそう答えるとアイツは穏やかで先程までとは違い頭優しくをぐしゃぐしゃと撫でた
猿山 らだ男
猿山 らだ男
そう言われ俺はその場を逃げるように案内された自分の自室に向かった