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ユズキ
ラン
ハイタニさんは少し不服そうで
ラン
そういいスーツの胸ポケからスマホを出してた
ラン
QRコードだった
ユズキ
ラン
ユズキ
明らかやばそうだったから避けることにしたの
ユズキ
ラン
ハイタニさんは少し笑みを浮かべてた
ラン
ユズキ
だから私も返したんだ
ラン
あるキャラクターのカバーがついてるスマホ
ユズキ
ポケットに入れてたはずのスマホ
なんでこの人が持っているの?
ユズキ
ユズキ
私はスマホに向かってつっこんだ
ハイタニさんはスマホを上にして
ラン
ユズキ
私じゃ届かなくて
ハイタニさんは私の上でQRコードを読み込みはじめたの
ユズキ
騒いでるうちが事がおわってて
ラン
スマホの画面を開いた
そこには ハイタニさんのアカウントらしきものがあった
ユズキ
ラン
ラン
それだけいってハイタニさんは人混みに入っていったんだ
私はその後すぐ家に帰った
ずっとぴこんぴこんなってて
ユズキ
ユズキ
ユズキ
ラン
ラン
ラン
ラン
ラン
ラン
ラン
ラン
たくさん着信がはいってた
ずっと鳴りやまない着信にいらいらした
ユズキ
そして私はブロックに手を伸ばしたの
ユズキ
ユズキ
私はシャワーを浴び部屋にそこをあとにした
そして私はスマホに手をとり開こうとした
ウイルスに感染しました。今すぐ本社に訪れてください。
でかでかとかいてあった
ユズキ
ユズキ
こういう詐欺だろうと思って
何度もスワイプした
でも
開けなくて
ユズキ
行かざるおえなかった