⚠️あんてんしょん⚠️
こちら、腐向けとなっております。 苦手だと思う方は回れ右して下さい。
原作とだいぶ設定などがかけ離れています。 完全な別世界と思って読んで下さい。
初めてTERROR小説を作りましたので、もしかしたら読みにくい所があるかもしれません。 ご了承ください
長々とすみません ご理解いただけた方は 次のページへとお進み下さい。 ご感想、お待ちしております。
あの日聞いたピアノの音
古い音楽室から聞こえた 孤独でも、寂しさを感じないあの音を
俺は、忘れる事が出来ない。
その音を、 つかまえて、 離さないで。
ぽつりと、頭上から水滴が落ちてくるような音が 物静かでも、存在感があるピアノ音が 耳に響いてくる。
どこかで1度は聞いた事のある曲だ。 曲名、作曲者が分かる訳では無いが 1度は授業などで聞いた事のあるテンポ、音程だった。
その音の正体を暴くため、旧校舎の若干カビ臭い階段を勢いよく上がる。 ギシギシと軋む音を響かせて
1階…2階へと上がる度にその音はお大きくなっていく。
そして3階の1番奥の部屋 音楽室まで辿り着いた。
小さく深呼吸をした後、引き戸に手を伸ばす。だいぶ錆び切っているのか、片手の力ではビクともせず、もう片方の手も使い両手を使って力任せにその戸を引いた。
千冬
戸を開けた途端 篭っていた音は鮮明さを取り戻し 骨の髄まで響き渡った。
未だピアノを弾いている彼 タケミチは俺の事に気付いておらず、ピアノに集中していた。
とても明るい雰囲気の曲だ。 テンポは早いが、どこか落ち着いた まるで子犬が草原を走り回っているような…
暫く楽しそうに弾くタケミチを見守る様に座り込んで聞き入る。
ピアノを聞いてから数分が経った後、満足したように音は鳴り止む。
武道
武道
千冬
千冬
武道
千冬
武道
千冬
武道
千冬
武道
武道
千冬
武道
千冬
武道
武道
千冬
武道
千冬
そう言って遠くなった彼に大きく手を振ると 彼も小さくひらりと手を振り返した。
千冬
千冬 母
千冬
千冬 母
千冬 母
千冬
千冬
棚から猫缶を取り出し、メリメリと蓋を開ける。 それをペケJと書かれた皿に盛り付け、床に置いてみる。
すると匂いに釣られた黒猫が1匹ひょこっと顔を出す。そして鼻をヒクヒク動かしながら飯へと近づく。
千冬
にゃんにゃんと、声に出しながら飯に食らいつく猫を見て、背中をさわりと撫でてやる。
猫は触れられた瞬間千冬の方をゆっくりと見上げ、にゃあ と鳴いた。
千冬
千冬 母
千冬
翌日の朝
千冬
千冬
ガラガラ
ゆっくりと開いた扉の先には、千冬が待っていたタケミチだったが、様子が少しおかしかった。
千冬
千冬
そこに立っていたタケミチは 頬に大きなガーゼを貼っていた。
武道
武道
武道
千冬
武道
千冬
呼び止める前にタケミチはそさくさと教室を出ていった。
千冬
千冬
千冬
一旦区切りつけたいと思います。 次回『タケミチを傷付けた犯人は!?』
これからゆったりと書いていきたいと思います。読んで頂きありがとうございました。
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