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明日のことなんて、誰にもわからない。
予想してなかったあの日、足元から世界が崩れていった。
真っ暗闇で何も見えなくなり、長い孤独が私を襲った。
だけど、絶望の中でかすかに聴こえたのは、 君の声だった。
これから話す物語に、名前はまだ無い。
だって私の毎日は、まだ続いてるのだから。
梅雨空のように泣く日があったとしても、空はまだ青く輝く。、
その青空を忘れずに、毎日を歩いていけばいい。
そう教えてくれたのは 〜君でした〜
香里奈
吉田 香里奈が話しかけてきたとき、私は窓の向こうで 糸のように落ちる雨を見ていた。
海
湿気で広がる髪を抑えながら顔を向けると梅雨空を睨んでいる。
最近私達は高校生になった。もう一段大人になったなぁとみんなが関心している。
海
香里奈
質問に素直な意見を言っただけなのに、舞はぶすっとした顔になった。
海
よくわからない持論を繰り返す海は、
香里奈
としょうがなく同意するけど、梅雨なんてどこも一緒じゃないの?
香里奈
海
海
と、文句を言ってから、まだ半分も投稿してない教室を見渡した。