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不意に俺は、不穏な悪夢を見た。
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俺はしばらく歩いていると。
“ｸﾞﾁｬｯ”っと鈍い音が聞こえた。
後ろを振り返ると、
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うりがまるで高い所から落ちた様に、
悲惨に血が飛び散っていた。うりは物乞いをするかの様に。
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そう繰り返すだけ、一気に罪悪感が沸いた。
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俺は都市伝説の一つテケテケの様に追ってくるうりが。
ひたすら怖かった。
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空は夕焼け。
屋上に来ていた。
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後輩さん。
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後輩さん。
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もしあの夢がホントなら、俺があの時、うりを助からず。
俺は部活を優先してたら、うりは頑張って耐えた、耐えたつもりだった。
俺が夜に帰ってたら、うりは今頃俺を今でも追いかけ 続けてたかもしれない。
あの裏の姿、みんなの言葉が過ぎる、
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やばい、うりみるたびにあの血が見える、
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ｽﾞﾀﾝｯ‼︎ｺﾞﾛｯﾄﾞﾝﾄﾞﾝｯ、ﾊﾞﾃｯ。
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後輩さん。
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後輩が吊り下げられていた。
足の下を針に刺して吊り下げて。
他の指が所々なく、爪、髪の毛が落ちてた。
俺は声を荒げようとしたその時。
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その時頬に触れた。
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手を握ってきた。
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ﾊﾞｺﾞﾝｯ。
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俺は考えた、回らない頭で。逃げるか素直にいるか。
逃げる ↖︎ みんなならどっちを選ぶか。 ↙︎ 逃げない
皆の選択次第だった。
コメント
3件
🎸くんにはにげてほしい、、💧💭
逃げるですね。まぁ確かにゆあんさんヒロ様どっちも好きな人が 同じという事でしょうつまりゆあんくんはうりが好きヒロ様も 好きな人がどんなに同じだとしても大好きだから…って言うのは さすがにヤバいうりさんは、 ゆあん君に 助けて…と言うていたならバレないうちに逃げる 卒業まで２日なら最後に、 ゆあん君と一緒に過ごす。 長文失礼しました✨
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