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中学生1年生から今まで、先生に酷い目にあってきた。
だけど、全員が全員。悪い先生ばかりじゃなかった。
今回は中学1年生の時、好きだった先生の話をします。
自分は最初に言った通り、小学校の時は友達とサボってばかりで、真面目に授業を受けませんでした。
最初の方は先生達も注意しました。
しかし、自分達が聞かなかったので、先生達も諦めて注意をしなくなりました。
サボったらダメだ。分かってたけど誰も怒らないからいっか。そう思ってた。
だけど自分は勉強が好きだ。学校が好きだ。
だから、中学生になったらみんなと一緒に普通の学校生活を送るつもりだった・・・
しかし、私と学校① で副担と色々あってから先生達の事を信じれなくなった。
自分は何も悪い事していないのに。どうして悪者にされないといけない。どうして暴力受けないといけない。どうして誰も味方になってくれない。本当の事を言わない。
1年生のはじめから、先生達に理不尽に怒られているのを同級生達に何度も見られた。
みんなは自分が何かをやらかしている。そう思ってる。
何もしてないのに、先生に理不尽に怒られてるだけで、僕はヤンキーと言われている。
そう思われてるのがとても恥ずかしかった。
辛かった。
周りの目が怖かった。
僕は教室に入れなくなった。
どうして!どうして好きな授業に出れない!どうして普通の学校生活をおくらせてくれない!
どうしてこっちばっかしこんな目にあう。
先生達は誰も。誰1人味方になってくれない。
そんな時期がずっと続いた・・・
3学期頃・・・
僕には夢がある。
その為には専門高校に行きたかった。
僕はその話を社会の先生に言った。
げんき
社会の先生
社会の先生
げんき
先生の言っている事はすごく分かる。
授業に入らないと高校進学は難しくなる。
だけど…。
周りの目が怖かった。
結局なかなか授業には入れなかった。
僕はもう、諦めていた。
だけど、社会の先生は諦めなかった。
僕はいつも相談室にいる。
社会の授業が始まるたびに、先生は迎えに来る。
社会の先生
げんき
僕はいつもそれを拒んだ。
だけど、先生は引っ張ってでも連れていく。
げんき
最初はすごく嫌だった。
だから教室に入っても5分もたたないうちに教室を出る。
それを見た先生は、やり方を変えた。
僕がいつものように教室を出ようとすると、
社会の先生
社会の先生
先生が注意をはじめてから僕は少しずつ教室にいれるようになった。
社会の先生
社会の先生
その先生は顔が少し怖めなので最初は褒められてる気はしなかった。
だけど毎回言ってくれる。
僕は褒められる事がめったにない。
だから照れくさかったけど。嬉しかったんだ。
社会の先生
げんき
だけどそれも長い事続かなくてまた教室を出る事が多くなった。
すると、先生は授業中僕の隣から離れなかった。
どうしてそこまでするんだろ。
先生が僕を変えようとしてくれている事にきずいた時、僕はすごく嬉しかった。
いつも諦められていた自分の事を諦めないでいてくれる先生の事がすごく好きになった。
これが教師なんだ。
こんな先生がいたんだ。
悪い人ばかりじゃないんだ。
色々な気持ちがこみあがってきた。
だから僕は。諦めないでいてくれる先生を信用しようと思った。
だから、授業にも1時間。ちゃんと入れるようになった。
修了式の日・・・
げんき
社会の先生
社会の先生
げんき
げんき
社会の先生
僕はその言葉を信じた。
春休み中・・・
友達からある一通のメールが届いた。
友達
げんき
僕は何かの冗談だと思った。
そう思ってた・・・
だけど、始業式になっても先生はいない。離任式にも来なかった。
初めて信用できた先生。
もう 二度と会えない。
いいね50で2年生の番外編書きます!