TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

有美

(…はぁ。大輝くん、良い人だなぁ…)

有美

今日も話しかけたら駄目かな…

大輝

誰に?

有美

うぇ?!!!!

有美

だ、だだだだいきくんっ、、

大輝

dmと態度変わんねーな

有美

生は100倍緊張するよ…

有美

えと、今日、
また話しかけても良いですか!

大輝

…いんじゃん

大輝

お前何組

有美

5組です!!

有美

大輝くんは2組だよね!

大輝

いつの間に知ってんだよ…

大輝

教室来んなよ

有美

うっ…

有美

やっぱりダメか…

落ち込んでいる有美を置いて 大輝はスタスタ歩き始める

有美

あっ!待ってよ!

有美

一緒にいこーよ!

大輝

有美

(て言っても私5組だから、

有美

少しの時間しか一緒にいられない)

有美

…泣

大輝

…?

大輝

ゆっくり歩くから
俺に合わせてあるけ

有美

…?!!

有美

(まさかとは思うけど、
私に合わせてくれた?…)

有美

(あぁもう、、すき)

有美

…大輝くん

大輝

なに

有美

…なんでもない!笑笑

大輝

なんだよ…

有美

へへっ笑笑

有美

私ここだから、

有美

…、バイバイ…!

寂しそうに言う有美を無視して 歩いていく大輝

有美

(…優しいと思ったのは
気のせいね…怒)

有美

ふんっっ!!!!

大輝

大輝

(笑)

大輝は後ろで怒る有美の声を聞き ひそかに笑った

有美

…あんなに態度悪いのに

有美

私大輝くんの
何処が好きなんだろう…

有美

…口が悪くて

有美

塩対応で

有美

無愛想で失礼で

有美

って!!悪い所しか
無いじゃない!!

有美

何をそんなに好きなのかな

その時、古着の話や、 ゆっくり歩いてくれたことを 思い出した。

有美

あ…

有美

まぁ、良い所もなくは無いのね

有美

ツンデレってやつだ!!

有美

んふふ可愛い💕

授業中一人でにやけてた

学校が終わり電車に乗ってた有美

有美

大輝くんは部活でサッカー
があるから、

有美

何時頃に
話しかけたら良いのかな…

有美

早く話したいな〜

大輝と話す想像をして上の空だった 有美に、誰かが近づいて来る。

有美

…?!

有美

(えっ、、何。)

有美

(まさか、、っ、)

40代ぐらいの背の高いおじさんが 有美のお尻を触り腰に手を回して お腹も触っている。

有美

(最悪…)

有美

(ただでさえ電車酔い
してたのに…。)

有美が降りる駅はまだまだ先。 それまで耐えるのにはきつすぎる。

有美

(どうしよう…。)

有美

(少し動いたらびびって
やめてくれるかな…)

有美

(…は!!?)

有美が動いた反動で おじさんが有美を自分に引き寄せる

有美

(…?!当たってる…?)

おじさんが興奮して勃った物が ゆみのお尻に当たった

動いたことで有美は身動きも取れないので逃げることもできない。

有美

(…もう嫌だ…泣)

有美

(誰か気づいて……)

??

馬鹿かよ

そう誰かに言われた後 おじさんがびっくりした声をあげ その人に胸元を掴まれていた。

大輝

お前良い歳して、
恥ずかしくねぇの??

有美

(だ、大輝?!)

有美はもうすでに泣いていて、 声も出ず立つこともやったの事だった

大輝

お前今すぐ降りろ

大輝

お前がいるだけで空気も
汚ねぇんだよ。

おじさん

は、はいぃっ、、

そう言っておじさんは その駅でダッシュで降りて行った

大輝

…。
お前も少しは対抗しろ…

有美

………

有美は怖かったことと 安心で、ボロボロに泣いていた

大輝

…こい

有美

…?!

泣いている有美を引き寄せて 周りの人に見えないよう 有美が泣けるように顔を大輝の胸に

有美

(優しい…。)

有美

(さっきの痴漢とはかけ離れて、
安心する居心地…。)

有美は大輝のシャツを ぎゅっと掴んで泣いた

大輝

っ…。

大輝

泣き止んだら離れろよ…

有美

(コクコクっ)

有美が泣き止んで電車を降りた後 大輝がコンビニでお茶を買って来た

有美

…ありがとう

大輝

借り返せよ

有美

…分かってるよ

有美

有美

有美

ありがとうね。本当に

大輝

…いいから飲め

有美

なんだかんだ、

有美

大輝くんの隣が1番
ポカポカするよ

大輝

…泣いて熱くなったんだろ

有美

それもそうかもね笑笑

有美

…電車に乗ってる時、

有美

いつ大輝くんに話しかけようか考えてたんだ。部活だし、いつなら

有美

迷惑かからないかなって、

有美

って、え?!大輝くん、部活は?!

大輝

今更かよ

大輝

水曜日は休み

有美

あぁ、そうなんだ…

大輝

あと、別にいつdmしても

大輝

後から送ればいいし、

大輝

いつでも送っていんじゃね

それは有美にとって、 いつでも話しかけて良い。 と言ってくれてるように感じた

有美

…笑笑わかった!

有美

じゃあ帰ったらすぐdmする!

大輝

…あっそ

この作品はいかがでしたか?

8

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚