テラーノベル
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不破湊
甲斐田晴
…駄目だ
甲斐田晴
甲斐田晴
いやだ、みんなに迷惑かけたくない
不破湊
違う、本当は
不破湊
本当は、
甲斐田晴
不破さんに、守ってほしい
不破湊
不破さんは腕を僕の肩に回して、
不破湊
甲斐田晴
僕は、少しずつぼやけていく視界が
いつのまに不破さんに染まっていたのを
なんだか嬉しく感じた。
ガチャっ
楽屋に入った。
不破湊
甲斐田晴
加賀美隼人
剣持刀也
もちさんが不思議そうに尋ねた。
剣持刀也
不破湊
剣持刀也
加賀美隼人
不破湊
上手に嘘をつく不破さんを見て、
なぜか不気味な笑みが溢れそうになった。
「本当は必然だったくせに。」
甲斐田晴
歌の収録中。
横が見たくて堪らなかった。
たまに目が合った時の不破さん
真剣歌っている時の不破さん
少しこちらを覗く不破さん
不破さん、
「愛して」
僕は不破さんを見ながら言った。
わざと。
一瞬こちらを見た。
不破さんは、微笑んでくれた。
その瞬間の眼に、僕は捉えられた。
…捕えられた。
やっぱり敵わない。
剣持刀也
収録が終わって、
僕たちは飲み屋に向かっていた。
不破湊
剣持刀也
不破湊
剣持刀也
加賀美隼人
甲斐田晴
そうやって歩いていった。
不破湊
加賀美隼人
酔いが回った頃、
甲斐田晴
剣持刀也
不破湊
剣持刀也
不破さんは僕の頬に手を置くと、
甘い眼を見せて言った。
不破湊
甲斐田晴
甲斐田晴
あぁ、本当は酔ってないのに
そんな台詞に照れ臭くなって
この歳になって…、
剣持刀也
剣持刀也
そうして夜になって、
意識は朦朧とし始めた。
コメント
2件
やばい… 好きすぎる。