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始まりますよ？
お母さん（じゃぱぱの）
やっぱりあの子はだめよ
お父さん（じゃぱぱの）
でもあの子も俺たちの一族だろ！
お母さん（じゃぱぱの）
あんな出来損ない
お母さん（じゃぱぱの）
確かに兄や妹に比べたら
お母さん（じゃぱぱの）
愛嬌もあって可愛いけど
お母さん（じゃぱぱの）
ヒーローとしては出来損ないなのよ
ヒーローとしては出来損ない
その言葉
絶対耳にしたくなかった言葉
たまたまドアの前で会話を聞いていた俺は
泣きながら
急いでその場を離れた
じゃぱぱ
俺は
俺は出来損ないだ
目障りなのよ
じゃぱぱ
お母さんはそんな事言わない！
じゃぱぱ？
言うでしょ？
じゃぱぱ
違う！
じゃぱぱ？
何が違うの？
じゃぱぱ
俺のお母さんは優しいから！
じゃぱぱ？
俺がいちばんわかってるよ
じゃぱぱ
何がだよ！
じゃぱぱ？
俺のことだよ
じゃぱぱ
は？
じゃぱぱ？
ヒーロー一家に生まれといて
ヒーローの才など1ミリもない
なのに家族で一番ヒーローを見て
一番く ヒーローを尊敬してる
そんな出来損ないの
ヒーローの才など1ミリもない
なのに家族で一番ヒーローを見て
一番く ヒーローを尊敬してる
そんな出来損ないの
俺のこと
じゃぱぱ
なんで？
じゃぱぱ
誰なの？
じゃぱぱ？
俺は君であって
君は俺である
君は俺である
じゃぱぱ
どういうk
じゃぱぱ？
っじゃ！またお話しよ笑
じゃぱぱ
もう、なんなの？
何があっても
なんと言われようとも
頑張らなくていいのよ？
俺は自分のやりたいことをやってるだけだから大丈夫！
何かあったら言ってね？
分かった！
大丈夫なわけがない
相談できるわけが無い
俺が出来損ないだから
俺は
ヒーローになれない
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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