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雫
大きなため息をついた少女、雫は途方に暮れていた。 ため息の原因はつい最近気がつき始めた異能について両親にそれとなく聞いてみるといきなり頬を殴られ、家を追い出された ほかの家庭と違って愛情を注いでくれた訳でもないかといって殴られることもなかった所謂放任しているのだ。そのため殴られたという認識が遅れた、そして殴った相手は怒りに震えた声で言い放った。
父親(一応)
母親(一応)
「「お前なんか 人間失格だ!!」」
普通の人間ならばこのまま絶望しているところ、、、だが雫は生憎その普通からかけ離れている。そもそも血だけが繋がっているだけで雫は全くの他人だと思っている。家ではいつも一人、食事はいつも冷め切ったものを一人で食べ、学校でも、もちろん寝る時も一人、、そんな生活のせいで孤独にも寂しいも、なにも感じなくなった。そんな状態になるまで子どもを放置したのは紛れもなく彼等だ。そんな人間の近くに居たくないのは至極当然のことだ。むしろ彼の人達と離れられて嬉しい位だ。此等の理由からして雫が困っているのは他のことだ詰まり、、、
雫
そう、此れからの生活だ。。。雫は超人的な頭脳、身体能力などを抜きにしてみれば普通の女子高生だ。先程の事からして異能については言ってはいけないだろう。同じ失態は犯さない性だ。
雫
そう云い終えた瞬間、大地が揺れた
雫
そして私は意識を手放した。 そして雫は後悔する事に成る。自分の発言について、、、 発言に責任を持とうと、決意することになるのである。