数十年後
海月
…
びゅ〜ん
海月
わっ凄い風…
海月
(後ろを見る
秋
よニコッ
海月
ニコッ
今度はしっかり死んできたの?
今度はしっかり死んできたの?
秋
まぁなニコッ
海月
秋が1番かニコッ
秋
あの調子じゃあいつらもう少し
長生きしそうだぜニコッ
長生きしそうだぜニコッ
海月
それは…いいことだねニコッ
秋
おうニコッ
海月
よし…
秋
(手を差し出す
秋
行くんだろ?
こっちのこと教えてくれよなニコッ
こっちのこと教えてくれよなニコッ
海月
任せてよニコッ
海月
よし、行こうかニコッ
幸せとは何か 時折そんな答えのないことを考える 答えのないことを探す そして見つける きっと僕にとっての幸せは 何かを探している時 みんなと話している時 些細な幸せでもそれを積み上げて 大きな幸せにすること
優しさとは何か 何をもって人は優しさというのか 俺には分かっているようで 分かっていなかった ただ仲間や隣で歩いてくれる お前をみると 答えは俺の中で湧いてくる ただ仲間に感謝をそして愛情を
強さとは何か 自分の中でもうそれは決まっている 仲間が喜んでる時 悲しんでる時 どんなときでも一緒に一喜一憂して 隣で胸を張って歩くこと 誰かの心の支えになること 当たり前だけど難しいこと
仲間とは何か 生まれた場所も死ぬ時も 全く違う赤の他人 それなのに特別に思うのは きっと1人じゃ行けない遠い どこまでにでも みんなとなら行けると 思わせてくれるから 俺を連れて行ってくれるから
生きるとは何か 誰かのためか 自分のためか どうして辛くても生きるのか まだ私は何も私として 答えを出せていない きっとこれからも見つからない でもそれでいい 答えはきっと気づけないけど 私の中にある
どうして空は青いのか どうして人は生きるのか 世の中は分かっていることより 分からないことばかり だから探す きっとこれからも 僕らは旅をする







