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番外編：霊感に対する不安。
紫
妖魔
桃の執事
桃の執事
桃
紫の主
黄
浅葱家当主
神社の神主
神社の神主
橙
堕落した神
元浅葱家当主
元浅葱家当主
赤
保健室の先生
青
世界的に
有名な医師
元半妖
有名な医師
元半妖
最近、悩みがある。
桃
っ、
紫
いっぱい、
いますね
いますね
紫
黄昏時だから
尚更…、
尚更…、
桃
やだ、ｯ…
桃様の霊感が 強くなっている事だ。
強くなればなるほど 見える量も多くなる。
霊感が強いと 妖怪だけじゃなくて 霊も見えるから 尚更怖いだろうなぁ。
俺は平気だけど 桃様はずっと怖がっている。
まぁ、形を保って いられるやつなんて 俺か橙くらいしか居なかった。
青は半妖だったから 人の形だっただけ。
紫
早く帰りましょう
桃
…足、
動かな…ｯ、
動かな…ｯ、
紫
おぶりますよ？
桃
…お願い…、
紫
家に着きましたよ
桃
…ありが、と
桃
ごめ、寝る…
紫
わかりました、
紫
私は出かけてきます
桃
ん、わかった…
紫
おやすみなさい
（ ﾁｭｯ、
（ ﾁｭｯ、
紫
今から神社
行っていい？
行っていい？
黄
めずらし、
黄
いいですけど
紫
相談したい
ことがある
ことがある
黄
わかりました
黄
待っときますね
紫
ん、
紫
（ この神社、時空
ぶっ壊れてる ）
ぶっ壊れてる ）
紫
（ あとで
直そうかなぁ ）
直そうかなぁ ）
黄
あ、来ましたか
紫
どーも、
橙
紫くんが
来るなんて
珍し笑
来るなんて
珍し笑
紫
黄に相談が
あってきたけど…
あってきたけど…
紫
橙も聞いて
橙
そのつもり〜笑
紫
はぁぁ…
黄
まぁまぁ笑
黄
ほら、中
入りましょ
入りましょ
黄
最近寒いので
紫
…あ、黄は
人間なのか
人間なのか
黄
は？
橙
せやなぁ、俺達
妖魔は寒さは
感じんもんなぁ
妖魔は寒さは
感じんもんなぁ
黄
…そう、ですか
（ 怒、
（ 怒、
紫
…？
黄
ほら、！
行きますよ！！
行きますよ！！
紫
あ、うん、
紫
（ 家の中は
普通なのか ）
普通なのか ）
黄
で、桃くんに
何かあったん
ですか？
何かあったん
ですか？
紫
俺、桃様のこと
って言ったっけ？
って言ったっけ？
黄
お前がわざわざ
訪ねてくる時は
桃くんのことしか
ないでしょ
訪ねてくる時は
桃くんのことしか
ないでしょ
紫
あぁ、そっか
橙
俺にもってことは
桃体質のことやろ？
桃体質のことやろ？
紫
まぁそんな感じ
紫
最近、霊感とかが
強まってきてて
強まってきてて
紫
普通、霊感
弱かったらさ
例外とかしか
見えないじゃん？
弱かったらさ
例外とかしか
見えないじゃん？
橙
まぁ、そうやな
紫
でも、例外以外も
見え始めてる
見え始めてる
黄
それ、危なく
ないですか？
ないですか？
紫
普通は桃様の
部屋の前に
俺の手下
置いてるし
部屋の前に
俺の手下
置いてるし
紫
屋敷自体に
結界を張ってるから
結界を張ってるから
紫
屋敷内で何か
あったら
必ず分かる
あったら
必ず分かる
紫
でも、強くなって
きたんじゃ…
きたんじゃ…
紫
他の雑魚共に
狙われやすくなる
狙われやすくなる
橙
だよな、
橙
…でも、紫くんが
ずっとそばに
おるやろ？
ずっとそばに
おるやろ？
紫
桃様の仕事の関係で
そばにいれない
ことも多々…
そばにいれない
ことも多々…
黄
…なるべく近くに
いるんでしょ？
いるんでしょ？
紫
……
（ ｺｸｯ、
（ ｺｸｯ、
紫
桃様の周りに結界
だって張ってる
だって張ってる
紫
わかる、けど…
橙
心配症やなぁ笑
橙
…大丈夫、
橙
現代最強妖魔と
堕落した元神の
加護を
受けてんだから
堕落した元神の
加護を
受けてんだから
橙
早々死なないって笑
橙
何かあっても
青が助けて
くれるやろ
青が助けて
くれるやろ
黄
赤銅先生も
居ますし笑
居ますし笑
黄
僕だって
役立つと
思います笑
役立つと
思います笑
黄
だから
大丈夫です、笑
大丈夫です、笑
紫
…そう、だね笑
紫
全力で桃様を
お守りするから
大丈夫だね笑
お守りするから
大丈夫だね笑
紫
安心した〜笑
黄
笑笑
橙
（ そんだけ
大切なもんが
できたんやな笑 ）
大切なもんが
できたんやな笑 ）
橙
あの一匹狼に笑
（ ﾎﾞｿｯ、
（ ﾎﾞｿｯ、
紫
…？
橙くん、親視点が多すぎ笑
でもそのくらいみんなのこと よく見てそう
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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