赤
それで、なんの用ですか?
人のいない屋上に移動し 俺のクラスに来た理由を聞いた。
理由は"少し話したかった"だそうだ。 正直言ってクソめんどいがまぁ仕方ないかと思い 昼休み、少し話していると昼休憩終わりの予鈴が鳴る。
赤
じゃ、俺教室戻るんで、さようなら。
そう言って兄弟達を残し俺は先に教室へと戻った
放課後、ABと長い帰り道を歩く
A
なぁお前の兄弟イケメンばっかだったなぁ〜
赤
は?
兄弟の話が出て俺は少しイラッときた。
B
、やめろよ。赤が嫌なの知って言ってんだろ
Aの発言でその場の空気が悪くなり 3人無言で帰り道の通路を歩いた。
A
あ、じゃ、俺こっち…だから。
B
おう、
赤
…じゃね、
A
…あ、赤、!!
赤
うっわ何ビビった
A
その、ごめん。少しからかったつもりで、その、ほんと、ほんとごめん!!
Aが行き良いよく頭を下げた。 少しその姿にびっくりもしたが俺のさっきまでの顔が緩んだ。
赤
…っははw
赤
いーよ別に
赤
もう怒ってないし、
B
はー、まじAお前次はねぇからな?
A
おう!ほんっとごめんなぁ、じゃ、俺はこれで
赤
うん、バイバイ〜
B
じゃな〜
Aと別れBと2人きりになり少しの間無言が続いた。
B
あ、そういえば俺この前赤が行きたいって言ってた
映画のチケット取れたからさ、3人で行こうよ
映画のチケット取れたからさ、3人で行こうよ
赤
えっまじー?ナイス〜!
赤
行こ行こ〜!
それから俺らはお互いが別れるまで ずっと喋り倒していた。
B
じゃ、また明日学校で
赤
うん。ばいば〜い
Bと別れ俺は1人寂しく家に帰っていると 偶然紫さんに会った__。