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主
注意‼️ご本人様とは関係ありません キャラ崩壊注意 暴力表現あり 誤字脱字注意 更新は不定期です
俺は物心ついた時から施設で育てられた
ここはどこなのか
俺はなんでここにいるのかは
昔の俺はまだ知らなかった
ただ、知っていることといえば
ここには大勢の白衣を着た大人が沢山いること
俺のような子供が沢山いること
でも、その子たちは何故か傷だらけだと いうことだ
最初のうちは注射を何本もうったりする だけだった
けれども次第に実験という名の拷問は 日に日に酷くなっていった
ある日は身体中に死なない程度の電流を流されたり
ある日は死なない程度の高さから 落とされたり
ある日は死なない程度の傷を沢山 つけられたりもした
ある日は不思議な液体が入った注射器を うたれた
今までで1番辛かったのを覚えている
気がついた時には、俺は俺では なくなっていた
ケモ耳にしっぽが生えていたのだ
まるで、狼の姿になったかのようだ
この時は絶望もあったがワクワクもあった
ケモ耳としっぽがあったらいいなぁ〜と 思うことは誰にでも一度はある事だ
しかし、そんなワクワクはすぐに消え去り 今まで以上に辛い痛みを味わうことになってしまった
死にたいのに死ねないというのはこんなにも辛いものなのかと改めて実感した
そんなある日
いつもと見慣れない場所に連れてこられた
そこには、
俺と同じように狼の姿に変えられたであろう人が2人いたのだ
そして突然、俺を連れてきた人に
研究者
md
これから俺のお兄ちゃんになるであろう 人達も驚いていた
1人は、赤い髪をした人
もう1人は、フードで顔は見えないけど赤い髪の人と仲良さそうに喋っていた
最初は戸惑っていたけど、すぐに3人とも打ち解けて仲良くなった
まるで、"本当の兄弟"みたいに
それから2人のことについて沢山聞いたし、俺のことも沢山話した
赤い髪の人の名前は赤髪のとも
フードで顔が見えない人の名前はゾム
、と言うらしい
今までこんなにも人と話したことがなかったからあまり上手く喋れないけど、2人はそれも受け入れてくれた
すごく嬉しかった
だから、いつもは辛い実験も2人が居たからいつもより頑張れた
でもある時、
突然研究所が爆発した
本当に突然のことで、混乱していたら うっかり煙を吸っちゃって
気がついたら研究所の外に出ていた
そばには、俺のお兄ちゃん達がいた
最初は全然理解できていなかったけど お兄ちゃん達に
研究所が原因不明の爆発を起こしたこと
それに乗じて俺を連れてここまで逃げてきたこと
色んなことを教えてくれた
正直、すごく申し訳なかった
俺は、いつも2人に助けられてばかりだ
そんなことを言ったら2人が、
tm.zm
と、言ってくれた
その何気ない一言は俺にとってはすごく嬉しかった
俺はこの日から、
この2人とずっと一緒に居たいと心から 思った
けれども、そんなに現実は甘くなかった
神様って居ないのかな、、、、
主
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