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主
主
主
主
主
主
主
ころん
昨日のことがあってから
僕は一度も部屋から出ていない
今日はお腹が痛いと言ってお母さんに学校へ連絡してもらった
だからきっと明日からはまた行くとなる
ころん
きっと
外に出たら
あの道を通ったら
昨日のことを思い出してしまう
もしかしたら
また女子達に会ってしまうかも知れない
そう考えると震えが止まらなくなる
ころん
ぴんぽーん
<はーい
<あら、?
ころん
<まぁ!!
<ころーんっ?
ころん
<お友達が来てくれたわよ~っ!
ころん
なんとなく
その"お友達"が誰なのかわかる
きっと…
<さとみくんだって~っ!
ころん
やっぱり
君はいつだって僕の前に現れる
でも
今日は現れないでほしい
だってきっと今誰かと話したら
とても酷い言葉を言ってしまいそうだから
僕の
心の底から出た
醜い気持ちが
がちゃっ___
ころん
さとみ
もう
彼はそこにいる
追い返せない
ころん
ころん
心にブレーキをかける
気を抜いたらきっと醜い言葉を言ってしまう
さとみ
さとみ
先生…っ
さとみ
さとみ
ころん
ころん
ころん
さとみ
さとみ
ころん
やっぱり
君にはバレてしまう
ころん
さとみ
さとみ
ころん
ころん
本当は
言いたかった
助けてほしかった
でも
それ以上に
迷惑をかけたくなかった
さとみ
僕は心が読める
でも
こんな能力いらない
普通の人間になりたかった
『あのとき』みたいに
戻りたかった
そうやって何回もおもった
何回も願った
でも
何も起こらなかった
この世に神様なんていなかった
ころん
ころん
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
あぁ…
言っちゃった
さとみくんは何一つ悪くないのに
さとみ
ばたんっ
ころん
さとみくん、
僕のこと
もう嫌いかな…?(笑
ころん
吐き気がする
震えが止まらない
ころん
視界が傾く
ばたっ
僕はそのまま
意識が途絶えた
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