ご褒美ちょうだい、先生

私…甘川　桃はある1人の生徒にそんなことを言われた

まだ、おでこに感触が残っている…

そして…昨日から

黒くんにキスされるのが日課となっていた

翌日

黒くんは、一体今迄他の人にもこんなことをしてきたのでしょう

好きでもないしかも、年上の女性にこんなことをして黒くんのためになっているでしょうか

それでも、私はいつの間にか黒くんに求められるのが嬉しく感じてしまうのです

黒くんに触れられた場所は全部熱くて

今日が終わるまで、感触が残っていました

ー黒くんのキスは

日に日に

長く

いやらしくなっていきました

そして、黒くんの要求はエスカレートしていき

自宅にて

黒くんは高校3年生で今年受験生

私は大学2年生で家庭教師のアルバイトをしている

黒くんと‘’ご褒美‘’をやり始めてわかった

私…黒くんのことを求めるようになってきている

そう…私は…欲深いのだ

でも、この‘’ご褒美‘’はいつまで続くのでしょう

黒くんの受験が終わるまで？

‘’ここは大事な初めてですからね‘’

黒くんが口にキスする人はどんな人なんだろう？

私がこの先、誰かとキスすることなんてあるのだろうか

だって、どんどん欲深くなる

どうしたらこの‘’欲‘’を抑えられるのだろう