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コメント
6件
おぉ~なかなか良いですねぇ〜ニチャァ
こさめ〈棘雨〉
仕事から帰った頃、日は随分と高く登っていた。
なつ〈烈紅〉
なつ〈烈紅〉
こさめ〈棘雨〉
しかし、いつにも増して家の中が静かだ。
誰も帰っていないのか?
なつ〈烈紅〉
なつ〈烈紅〉
なつ〈烈紅〉
こさめ〈棘雨〉
なつ〈烈紅〉
なつ〈烈紅〉
2階から、こさめの声が聞こえた。
こさめ〈棘雨〉
声のする方へ行く。
なつ〈烈紅〉
2階のらんの部屋。
そこには、気絶して倒れているらんの姿があった。
こさめ〈棘雨〉
なつ〈烈紅〉
駆け寄って、抱える。
こさめ〈棘雨〉
なつ〈烈紅〉
らんの体は傷だらけで、ところどころ打撲の跡もある。
なつ〈烈紅〉
こさめ〈棘雨〉
なつ〈烈紅〉
らんの体を揺さぶる。
らん〈舞桜〉
なつ〈烈紅〉
なつ〈烈紅〉
らんの目が、少しづつ開く。
らん〈舞桜〉
なつ〈烈紅〉
らん〈舞桜〉
こさめ〈棘雨〉
なつ〈烈紅〉
なつ〈烈紅〉
らん〈舞桜〉
なつ〈烈紅〉
なつ〈烈紅〉
…見てられねえ。
こさめ〈棘雨〉
らん〈舞桜〉
その瞬間、らんは何かを思い出したように目を見開いた。
らん〈舞桜〉
傷だらけの体で、立ちあがる。
なつ〈烈紅〉
なつ〈烈紅〉
そのまま、外へ出ようとする。
こさめ〈棘雨〉
こさめ〈棘雨〉
こさめがらんを止めようと、
よろめいたらんの体を抑える。
らん〈舞桜〉
なつ〈烈紅〉
らん〈舞桜〉
なつ〈烈紅〉
こさめ〈棘雨〉
らん〈舞桜〉
らんの体が傾き、こさめの腕から離れる。
こさめ〈棘雨〉
そのまま、床に伏せた。
なつ〈烈紅〉
らんをベットの上に寝かせる。
こさめ〈棘雨〉
なつ〈烈紅〉
傷を冷やし、包帯を巻く。
らん〈舞桜〉
なつ〈烈紅〉
うなされている。
こさめ〈棘雨〉
こさめ〈棘雨〉
なつ〈烈紅〉
こさめが、床に落ちた一枚の紙を見つけた。
こさめ〈棘雨〉
なつ〈烈紅〉
こさめ〈棘雨〉
こさめ〈棘雨〉
先生
先生
らん
先生
らん
らん
らん
先生
先生
らん
先生
先生
らん
先生を、驚かせたかった。
らん
先生
先生
らん
先生に、褒められたかった。
らん
らん
帰ってきても、誰もなにも返事をしない。
らん
嫌な予感がした。
昔、家族を殺された時みたいな、
嫌な汗が、背中を伝って。
ドアノブを握る手が、震えて。
らん
部屋に入って最初に目にしたのは、仲間たちの死体だった。
らん
らん
誰も、何も言わない。
床に倒れて、
血を流して、
生臭い匂いを放っている。
らん
先生の姿を探す。
らん
だけど、
どこを探しても、
先生の姿は、なかった。
代わりに見つけたものは、
俺の記憶に深く刻まれた。
らん
壁一面に大きく描かれた、
一つのマーク。
あとから、ヴィシャスのものだと知った。
らん
らん
らん
らん
らん
らん
らん
らん〈舞桜〉
朝……?
なつ〈烈紅〉
ベットの横に、なつが寝ていることに気がついた。
らん〈舞桜〉
らん〈舞桜〉
その時、部屋のドアが開いた。
こさめ〈棘雨〉
声を小さくしたこさめが入ってきた。
らん〈舞桜〉
こさめ〈棘雨〉
こさめ〈棘雨〉
こさめ〈棘雨〉
彼は涙ぐみ、俺のことを抱きしめてくれた。
らん〈舞桜〉
こさめ〈棘雨〉
らん〈舞桜〉
なつ〈烈紅〉
なつ〈烈紅〉
らん〈舞桜〉
なつ〈烈紅〉
目を覚ましたなつが、また俺を抱きしめる。
なつ〈烈紅〉
らん〈舞桜〉
なつ〈烈紅〉
薄い記憶が、蘇ってくる。
らん〈舞桜〉
こさめ〈棘雨〉
こさめ〈棘雨〉
らん〈舞桜〉
らん〈舞桜〉
なつ〈烈紅〉
らん〈舞桜〉
らん〈舞桜〉
こさめ〈棘雨〉
こさめが、なにかを差し出した。
らん〈舞桜〉
らん〈舞桜〉
それは、一枚の紙だった。
そこには、
らん〈舞桜〉
らん〈舞桜〉
なつ〈烈紅〉
こさめ〈棘雨〉
こさめが、心配そうな顔で聞いた。
らん〈舞桜〉
らん〈舞桜〉
なつ〈烈紅〉
こさめ〈棘雨〉
らん〈舞桜〉
3人が黙る。
こさめ〈棘雨〉
最初に、こさめが口を開いた。
こさめ〈棘雨〉
こさめ〈棘雨〉
なつ〈烈紅〉
なつ〈烈紅〉
らん〈舞桜〉
なつ〈烈紅〉
らん〈舞桜〉
目が、会う。
それは、決意を固めた目をしていた。
紙を握りしめ、立ち上がる。
らん〈舞桜〉
流れそうになる涙をこらえ、立ち上がる。
なつ〈烈紅〉
こさめ〈棘雨〉
らん〈舞桜〉
らん〈舞桜〉
痛む体を無理やり動かし、俺はドアに手をかける。
らん〈舞桜〉
待ってて、いるま。