怖くて、何も知らないで居たくて
僕はそれにそっと目を閉じた
そんな声が聞こえる気がしたが 考えたくない僕はその言葉も聞こえない フリをしらっだぁの服を掴んだ
猿山 らだ男
どれくらい目を瞑ったのかは正確に わからないが僕の体を揺する振動 そして声を聞き目を開けた
猿山 らだ男
僕が目を開けると先生は僕を地面に下ろし風化した刀を何処からともなく出した
ぺいんと
猿山 らだ男
ぺいんと
猿山 らだ男
学校の外なんてないと思っていた僕はその言葉を聞いて驚いたし一気に外に出たい欲が強まった
けれどもなぜ校門を開けるために刀が必要なのだろうか
ぺいんと
猿山 らだ男
ぺいんと
僕の考えを見透かしたように呆れた表情で後ろを振り返ったので触るのをやめ大人しく一歩後を引いた
猿山 らだ男
猿山 らだ男
ぺいんと
彼はそれだけ言うと集中してまた校門を見始め思いっきり刀を振り翳した
するとある種の“悲鳴“のような金属が弾き合う音が聞こえ急いで耳を押さえ体を縮こませた
蹲って少しすると音が聞こえなくなったので耳を押さえてた手を退けて目を
……目を?
ぺいんと
目を開けているはずなのに視界は一向に明るくならず真っ暗だった
ぺいんと
立ち上がり僕は前をゆっくり歩きらっだぁを手探りで探して見るが空を切るだけだ
目が見えないだけではなく今気付いたのだが音すら聞こえない
ぺいんと
光も音も何も感じ取れない僕は不安で彼の名前を何度も呼ぶが本当にその声も届いているのかわからない
ぺいんと
何も見えないと平衡感覚を掴むのが難しく転けてしまったようで受け身もろくに取らなかったので痛い
ぺいんと
自分自身に何が起こったのかもわからない上こんな所にひとりぼっちなので心が擦り切れるばかりだ
そんな時頭を優しく撫でられ顔を上げた
ぺいんと
彼の名前を呼んでみるもののやはり返事は返って来てくれないが手で近くを探ると今度は空を切らず人に当たった
ぺいんと
1人ではないという事実が何も見えない僕に安心感を与えてくれて我慢してた涙が出て来た
涙を流している時もずっとその人はそばにいてくれて時々涙を拭き取ったりしてくれたり抱きしめてくれたりしてくれたお陰でだいぶ落ち着くことが出来た
ぺいんと
ぺいんと
お礼を言ったあたりから唇を急に触られ何かで触られた僕はびっくりしたが体温を感じられたので抵抗はしなかった
ぺいんと
しかし、次第に呼吸がしづらくなってきたので僕は彼の体を優しく押すと手が頭を固定して来た
ぺいんと
何かに咥内を無理やりこじ開けられ、流石にまずいと思い顔を横に動かそうとするが後ろの腕の力が強くて全く動かせられない
ぺいんと
嫌と思う反面咥内で与えられる快楽に声が出てしまっていた
ぺいんと
もう一度彼の体を押して拒みたいが1人でいるより全然気が楽になったので身体を預ける事にした
ぺいんと
身体を預けるされるがままでいると 誰かの唾液らしき物が自分の口の中に入って来て溺れそうになるが今の僕にとっては快楽らしい
ぺいんと
口が離される頃には僕は酸欠で目の前の人に頭を置いて肩で息をした
ぺいんと
酸素を身体に入れていると急に体を持ち上げられその浮遊感で心臓が跳ね上がった
ぺいんと
先程まで砂の上に座っていたが 少し弾力があるものに座らせられ身体を後ろに寄りかかれることから多分足の上に移動させられたのだと感じた
ぺいんと
少しの恐怖と期待感で胸がいっぱいになっていると首に冷たい物を当てられた
そのまま____
ぺいんと
ぺいんと
僕はらだぉと一緒に先程まで楽山さんが連絡先を繋げるのを待っていたはずだが、気づけば椅子で寝てしまっていたようだった
ぺいんと
あたりを見るが2人の姿はなく スマホだけが机の上に置いてあった
ぺいんと
1つだけ通知があり確認をするために僕はスマホを手に取りロックを開けた
いつも通りメッセージはこちらから送れず一方通行だったが
校門には近づかないようにする事にした
ルール⑴が公開されました
器"は"校門からの脱出を禁ずる いかなる人間の校門の攻撃を禁ずる
破れば破る数と罪の重さで"器にのみ" 罰が降るだろう
コメント
15件
だいちゅきチュッチュッ♡愛してす♡ 文才ありすぎて困っちゃう!!これは凄すぎて、ストレス解消するで賞を与えちゃうくらいだわ🫠 すげぇブンサイすげぇブンサイ…その上僕は……投稿頻度も低いし、内容も無いよう。なんつって(((
1日だけの奴見れなかった
ある程度セーブ地点あるんだ、でも楽山、青井がいないからどうなるんだ?器はそこに戻るけど、らっだぁ達は違うのかな、