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冬
北の空に浮かぶのはふたご座です
今回は、ふたご座についてお話ししましょう
大神ゼウスとスパルタの王妃、レダの間にカストルとポルックスは生まれました
2人は運動神経がよく
カストルはどんな馬でも乗りこなし
ポルックスはどんな相手でも倒していきました
そんなある日のこと
カストルとポルックスは、従兄弟のもとに向かっていました
従兄弟と牛を分ける際、早食い競争で最初に食べ終わった者が半分を、次に食べ終わった者には残りの牛をもらう勝負なのですが
従兄弟のイーダスは、不正をし、全ての牛を連れ帰ったのです
そのことを知ったカストルとポルックスでしたが、目がいい従兄弟のリュンケウスが遠くから見つけ、怪力であるイーダスが放った矢がカストルの体を貫いたのです
悲しみにくれたポルックスは、リュンケウスを倒しました
イーダスは、逃げ出しましたが全てを見ていた大神ゼウスが雷で倒しました
ポルックスは、愛する兄弟を失って生きていられない
殺して欲しいと訴えました
哀れに思った大神ゼウスは生きたままカストルに会わせ
2人を天空に上げました
これが、ふたご座の物語といわれております
たっつん