コメント
1件

ぜひ待っております。 上から目線ですみません
切実に申し訳ない
切実に申し訳ない
切実に申し訳ない
切実に申し訳ない
切実に申し訳ない
切実に申し訳ない
切実に申し訳ない
切実に申し訳ない
ガチャッ
そう音が鳴るように、わざと少し力を入れてドアノブを振り下ろす。
ドアを押すと少しひんやりとした風が入ってくる。
そして今日も彼に宛てて言うのだ。
ドイツ
今は8時、到着は30分。いい感じだ。
このまま行けば遅刻することなく到着するだろう。
にしても、なぜこの道にここまで見覚えがあるのだろう。
今考えても仕方ないか。
早く行こう。
あの建物が勤務先だろうか。
スマートフォンから画像を見たところと酷似しているためそこへ俺は足を運ぶ。
ドイツ
なんて、少し思ったことが漏れ出る。
…あれ、今誰かに見られていたか...?
いや、恐らく気の迷いだろう。
早くオフィスへ行かなければ。
人事部から指定されたところがオフィスというところから忙しいことが伺える。
早く行くか。
よし、ドアの前まで来れた。
そう思いながら、手のひらに人を書いて呑む。
いつしか彼がしてくれた「おまじない」だ。
ドイツ
ガチャッ
力が緩んでいたようでいつものように手に力がこもらなかった。
でもこれでいい。ここは会社なのだから。
さっきのドアの前とは程遠く、ドアの先にはオフィスが広がっていた。
上司
ドイツ
この人滅茶苦茶タメ口で話してくるな...
そして少し嫌な感じがする。
そして肩辺りに視線を感じる。
そちらに少し目を移すと...
彼、…日本がそこに居た。
ドクン
ドクン
ドクン
そうして、心音が体内に広がっていく
…いけない。話を聞かなければ。
上司
ドイツ
ドイツ
ドイツ
そう言い頭を下げる。
正直今、内心バックバクという状態だ
まだドクン、ドクンと心音が感じられる。
上司
ドイツ
上司
?
指の先を見て体を硬直させる。
そこには山積みの書類があった。
成る程、これがブラック企業か。
ドイツ
ドイツ
切実に申し訳ない