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Potyakko♡
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ノアあの🍗🟥
47
冷たい地べたで1人孤独に泣いていた。
首と足首には頑丈な枷がついている。
ここは牢獄という名の”拷問部屋”だった。
小さな部屋にはテレビと最低限の食事がぽつんと置かれているだけ。
テレビと食事がわざわざ置いてあるのは”獣人の最後の生き残り”が死なれては困るからだろう。
暇な時は、、、、いつも暇なのだが。 ただ映像を見ているだけ。しかし何も頭に入ってこない。
そんな時、突然テレビが切り替わった。
ここの研究所の職員の仕業だろう。
そこには11人の男女がうつっていた。
ひとりひとり、自己紹介をしていく。
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あわせて11人の男女は、みんなでゲームとか、旅行とか、たくさん楽しい事をしていた。
この人達、面白い。
もっと見たい。
もっと知りたい。
この人達の
仲間になりたい。
一気に色んな感情が溢れ出す。
気が付けば夢中でテレビを見つめていた。
職員
don
職員の声で、我にもどる。
気づいた時にはもう遅い。
すでに部屋の中には、5、6人の職員が集まっていた。
あぁ、まただ。
今までせっかく感情を出さないようにしてきたのに。
職員は、俺に何か少しでも変化があると、すぐに調査してくる。
職員が俺の手足についている枷をはずすと、腕を掴んで部屋の外に連れ出す。
don
必死に抵抗するが、運動してないせいか、日頃のストレスか。
体に力が入らない。
強制的に椅子に座らされて、体にたくさんの器具をつけられる。
恐怖で体がカタカタと震える。
職員
職員
カチッ
ゾワワッ
全身の毛が逆立つ。
その瞬間、体に致死量の電気が流れ込む。
ビリビリビリビリッ
don
何とか意識を保とうとするが、だんだん意識が薄れて、、、、
don母
ソファに座っている母の胸に飛び込む。
ちびdon
暖かい腕の中で頬擦りをする。
ちびdon
don母
そうやっている時間が、1番心地よかった。
母も俺も、獣人だった。
父親は人間だが、獣人が政府から狙われるようになると、日に日に家に帰らなくなった。
父親が姿を消しても、母は俺を女手一つで育ててくれた。
ある日のこと、俺と母は近くの公園に花見に来ていた。
もちろん、俺と母は獣人だとバレないように帽子を被って。
ちびdon
ちびdon
don母
don母
職員
don母
ちびdon
大人の男の人に話しかけられた母の顔が曇ったのを、俺は見逃さなかった。
don母
そういって俺の手を掴み、その場から立ち去ろうとする母の腕を男の人が掴んだ。
don母
職員
don母
don母
職員
don母
職員
don母
母は、少しの間ぐっと目を瞑って、何かを決めたように目を開くと、恐る恐る帽子をとった。
職員
職員
職員
男の人は逃がすまいと母の腕をより一層強く掴む。
don母
don母
横から男の人がもうひとりでてきて、母を連れていこうとする。
ちびdon
俺は男の人のひとりにしがみついた。
don母
don母
今考えると、母は政府から俺を守ろうと必死だったのだと思う。
でも、俺は母親を失うことが怖くて、やめなかった。
ちびdon
職員
ドンッ!
ちびdon
don母
俺は男の人に押し返されて、その場に尻もちを着く。
パサ、、、、
ちびdon
職員
職員
その拍子に、俺の帽子が脱げてしまった。
間もなくして、他の人たちもぞろぞろとやってきた。
そして、俺の腕を掴んで、、、、
don母
その時、母が男の人の腕を振りほどいて飛び出した。
そして俺のことをしっかりとつかむ。
don母
don母
職員
職員
必死の抵抗も虚しく、母と俺はトラックに荷物のように積まれ、運ばれた。
そこからは、地獄のような毎日だった。
牢獄から出ようとする度、電気ショックで制圧され、食事も最低限しか与えられなかった。
施設に来て1年ほど経った頃だった。
食事も十分に与えられず、毎日の人体実験で衰弱しきった母は、冷たい床に寝転がり、浅い息をしていた。
don母
ちびdon
don母
ちびdon
ちびdon
この会話を最後に、母は息を引き取った。
大人たちは、母の亡骸さえも実験に使用していた。
憎かった。
母を殺し、俺を孤独にした大人を、酷く憎んだ。
毎日泣いていた。
悔しくて、悲しくて。
それでも、大人は実験をやめなかった。
そんななかで、俺は数々の実験を耐え抜き、タヒぬことなく生きてきた。
絶対に、復讐してやる、
絶対に____________
don
ふと、目を覚ました。
実験は終わっていて、俺は冷たい床に寝かされていた。
腕や足を見ると、さっきの電気ショックで着いた痣や傷が残っていた。
痛くて、たまらなかった。
いつもはこんなことないのに。
____________もう、耐えられない。
心のどこかでそう思った。
don
コメント
3件
研究員○す☺️
神作すぎる…!続き楽しみです!
うわ、これは重い……でも一気に引き込まれました。テレビの中の11人の楽しそうな様子を見て「仲間になりたい」って初めて感情が出た瞬間にまた実験される流れ、胸が締め付けられました。母親との思い出が優しければ優しいほど、現在の拷問が辛く映る。最後の「脱出しよう」の一言が、希望なのか絶望の果てなのか、続きが気になります。