/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
三樹
えっとー
私の携帯はどこだ？
私の携帯はどこだ？
三樹
机の上かな？
登ってみるか
登ってみるか
三樹
((軽！
三樹
猫って凄いなー
三樹
それで私の携帯は
三樹
あった！
三樹
番号は
○○○○○
○○○○○
三樹
よし
あいた！
あいた！
三樹
お母さんにメールで送ろう
三樹
お母さん！
お母さん
三樹！
今どこにいるの？
今どこにいるの？
三樹
あのね
三樹
お母さん猫見なかった？
お母さん
見たけど
三樹
それ私なの
お母さん
え？
どういうこと？
どういうこと？
三樹
私も分からない
朝起きたら猫になってたから
朝起きたら猫になってたから
お母さん
とりあえず今どこにいる？
三樹
リビング！
お母さん
分かった
今行く
今行く
お母さん
三樹！
三樹
お母さん！
お母さん
あなた三樹なの？！
三樹
そうだよ
お母さん
何か話しているようだけど
ごめんね何も分からないの
ごめんね何も分からないの
三樹
((そっか私猫だから
何も通じないんだ
何も通じないんだ
三樹
そっかならいいよ
あんまり信じてくれてないみたいだから
あんまり信じてくれてないみたいだから
三樹
お母さんごめん私出てく
バイバイ
バイバイ
お母さん
待って……
自分は何もできないのかな
自分は何もできないのかな
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
