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異能力者の妖怪討伐

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異能力者の妖怪討伐

7 - 妖怪と過去

♥

50

2023年01月10日

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悪いね。

カムイ

呼び出してしまって、

ロク

いえ。...

カムイ

怪我の調子はどうだい?

ロク

だいぶ良くなりました。

ロク

明日から、任務の方へ戻ります。

カムイ

そうか。良くなってきたのなら安心だね。

カムイ

だけど無理は禁物だよ。ニコッ

ロク

はい。

カムイ

それじゃぁ、この前の事件について話そうか。

ロク

...はい。

カムイ

私が思うに、、

カムイ

やっぱり、
あの隊員は本当の隊員だったんじゃないかと思うんだ。

ロク

...!

ロク

それは、、何故ですか、

カムイ

セツナ副隊長のことは聞いているね?

ロク

はい。

カムイ

セツナ副隊長も実力や経験を多く積んできた人なんだ。

カムイ

そのため、
考察 観察 洞察力も人一倍すごい人なんだけど、、

カムイ

今回はその力を身につけていても見破られなかったんだ。

ロク

...

カムイ

このことを入れると、、
やはり本当の隊員だったんじゃないかと思ってね。

ロク

では、、
隊員は私たちを裏切ったのでしょうか、、

カムイ

その可能性もなくはないけど、、

カムイ

私は、妖怪が隊員の中に潜んでいた。
そう考えるんだ。

ロク

え、、。

ロク

生きたまま...ですか、?

カムイ

考えがたいでしょ、?

カムイ

でもね、上位の妖怪となると可能になってしまうんだ。

ロク

そんな、、、

ロク

そんなの、、防ぎようが、、

カムイ

うん、何も出来ないよね。。

カムイ

何か特徴がない限り。

ロク

...!

ロク

あるん、ですか、

カムイ

セツナ副隊長が治療中の時に私に教えてくれたんだ。

『あの隊員は、妖怪ではありません。』

『あの時、微かに人間では無い音を感じました。』

『だから、私もあの近距離で最低限の守りをすることが出来た...』

『皆に伝えてください。』

『妖怪は心音まで人間に真似ることが出来ないのだと。』

カムイ

ってね。

ロク

心音、、

カムイ

そう、。

カムイ

体は乗っ取られたとしても、心臓までは潰れないんだ。

ロク

それでは、爆発と同時にあの妖怪が出てきたのも、、

カムイ

乗っ取られている限り、
体の主導権は妖怪にあるからね、

カムイ

出入りは自由なのだろうけど、

カムイ

妖怪にとってあの隊員は単なる玩具(おもちゃ)に過ぎないんだ。

ロク

それじゃぁ、特に理由もなく爆破されたのですか、、?

カムイ

...そう考えるよ。

ロク

...!

ロク

...っ、、

カムイ

...皆、同じ気持ちだよ。

ロク

ぇっ、、

カムイ

妖怪は人の苦を楽に感じる者だ。

カムイ

私は、その感情が理解し難いし、憎くてたまらない。

カムイ

自身にとってどんなに大切な人も一瞬で消し去ってしまう。

カムイ

私も隊員も皆、同じ気持ちなんだ。

カムイ

1分でも1秒でも早く、
アイツらの息の根を止めてやりたい。

カムイ

......まぁ、

カムイ

被害をこれ以上出さないためにも活動している。
そういうのもあるけどね。ニコッ

ロク

......俺も...

ロク

俺も、あの妖怪が許せません。

ロク

治療中、ずっと、後悔と怒りが渦を巻いていました。

ロク

俺は、あの妖怪を俺の手で殺りたいです。

カムイ

...うん。

カムイ

気持ちは凄くわかるよ。

カムイ

そのためにも、、

カムイ

レインくんとたくさん練習してねニコッ

ロク

ロク

は、はい。

カムイ

それじゃぁ戻ってもいいよ。

カムイ

ありがとうね。ニコニコ

ロク

はい。
ありがとうございました。

ロク

失礼します。

ロク

えーと、、(ここか、?)

あれ?ロクさん?

ロク

ビクッ

アズマ

やっぱりロクさんだ!

アズマ

怪我の調子はどうですか?

ロク

あぁ、すっかり良くなりました。

ロク

治療中はありがとうございました。

アズマ

いえいえー!

アズマ

ところで、今日はどのようなご要件で?

ロク

あー、、(絶対わかって言ってるなこれ。)

ロク

せ、先輩の様子を見たくてー、、

アズマ

あー!レインさんのことですね!

アズマ

それならここの部屋で合ってますよ!ニコッ

ロク

はい、ありがとうございます。

アズマ

いえいえ!

アズマ

レインさんも喜ぶと思いますニコッ

ロク

あはは、どうですかね〜、、

ロク

渋い顔される未来が見えるんですけどね、

アズマ

そんなそんな!

アズマ

誰だってお見舞いに来てくれたら嬉しいものですよニコニコ

ロク

...そうですかね、

アズマ

はい!

ロク

...ありがとうございます。ニコッ

アズマ

いえいえニコッ

ロク

それでは、

コンコンッ

ガラガラガラー...(扉を開ける)

ロク

うーっす、、。

レイン

お、来たな。

ロク

来てやったよ。

レイン

腕の調子は?

ロク

もう元通り。(グーパーグーパー)

レイン

そ。ならいいか。

ロク

レインは?

レイン

俺も明日で退院だ。

ロク

そ、、

ロク

てか、この前のでわかったよな、

ロク

俺ら、まだスタート地点にも立ててないって。

レイン

...まぁな、、

レイン

...俺は、そこに立つためにも色んな経験を
積んでいきたい。

レイン

お前はどうだ、?

ロク

...

ロク

同じ。

ロク

それに、レインに置いてかれんのも癪だし。

レイン

そっちかよ笑

ロク

まぁ、癪なんで。

レイン

......

レイン

俺さ、師匠があんな姿になったの初めて見たんだ。

レイン

戸惑いがすごくて、正直めっちゃ焦ってた。

レイン

でも、それと同時にあいつの首を斬れるぐらい
強くなりたいとも思った。

ロク

...俺も負けたくないよ。

ロク

目の前の人間くらい守れるような強さが欲しい。

レイン

まぁ。
お互いこれまで以上に頑張ろうな。

ロク

ん、、。

ロク

んじゃ、俺もそろそろ帰ッ((クラッ...

なんだ、、目の前がぼやけてっ...

...ガッ!(掴む)

レイン

っ、、ロクッ!

ロク

...っあ、

ロク

...ビビったぁ、、

レイン

こっちがだわ。

レイン

どうしたよ。

ロク

いや、なんか頭にノイズがっ、

ロク

っ...(頭を抑える)

レイン

...ロク?

ロク

いっ、、た、、

レイン

...!?

レイン

ロク!!

なんだ、、? 頭が割れるように痛い...

目の前が真っ暗だ、、

何だっ、、、

ロク

ん、、ここは、、

『あぁ、、目が覚めた?』

???

久しぶり。

ロク

......?(ぼーっとする...)

???

えっ!?

???

覚えてないのっ!?

ロク

だ、誰だよ、、

???

酷いなぁ、、

???

さすがに私も怒っちゃうよ?

ロク

えぇ、、、

???

もー、、しょうがないな、まったく、

???

私だよ!お兄ちゃん!

ロク

は、、、

ロク

お兄ちゃん...、、?

???

そう、ロクお兄ちゃん!

ロク

うそ、、だろ

ロク

まさか、、███か、?

ロク

あれ、、名前、、

???

えっ、?

???

まさか、思え出せないの、、?

ロク

違うっ......しっかり覚えてる!!

???

じゃぁ、なんて名前?

ロク

名前はっ......

???

...はぁ、、

???

呆れた。

ロク

違う...本当に、、

???

妹の名前も忘れるなんて、、

???

いくら年月が経ってるからって、ねぇ、、?

???

それか、、

...(耳元で話す)

???

存在自体忘れてた?

ロク

っ、、!!(泣)

ロク

違う!!

ロク

俺は覚えてた!!

ロク

俺はお前のことを探すために入隊したんだ!!

ロク

ほんとにっ、、

ロク

忘れたことなんてなかった、、泣

???

......

???

へぇ、、

???

じゃぁさ、、1つ聞いていい?

ロク

えっ、、、?

???

私を殺したことって覚えてる?ニコッ

ロク

っは、、!!

ロク

はぁ、、はぁ、、泣

ロク

ゆ、、め、、?

なんだったんだ、、?

ロク

うっ、、、

ロク

(思い出そうとすると頭が痛い...)

ロク

俺は、、、泣

ガラガラガラ...

ロク

!!......

レイン

おい、大丈夫かよ、、(泣いてるし、、)

ロク

レ...レイン、、

ロク

なんで、、

レイン

俺歩けないわけじゃないし。

レイン

そっちは、?

ロク

いや、、大丈夫、

レイン

じゃないだろ、どう見たって。

レイン

なんかあった?

ロク

.........っ

ロク

思い出せない、、

ロク

俺は、、大事な人の名前さえ、、

ロク

あっ、、、泣

レイン

......

ぎゅっ、、(手を握る)

レイン

...無理すんな。

ロク

で、でも、、っ、

レイン

今日がだめなら、明日に託せ。

レイン

焦ってると逆効果だぞ。

ロク

うっ、、、泣(泣き出す)

レイン

えっ、(これが逆効果...?)

ロク

あぁぁぁっ、、、泣

レイン

!......

レイン

......(ど、どうしよ、)←めっちゃ焦ってる。

ぎゅっ......

とんとんっ...(背中をさする)

ロク

あぁぁ...泣

ロク

優しくすんなぁぁっ泣

レイン

あ、ごめ((

ロク

やめんなぁぁ泣

レイン

えぇ、、(どっちだよ。)

その後、

泣き疲れるまで一緒にいたのだった。

おまけ (帰宅後)

カキカキ...(書いてる)

レイン

...何してんの?

ロク

...忘れんのやだから全員の名前書いてる。

レイン

...こえーよ。

レイン

てか、お前が泣いてる姿意外だったわ。

レイン

ん‪”‬んっ、、、

レイン

やめんなぁぁ((

ロク

ちっ...(舌打ち)

ロク

殺すぞ。

レイン

うん、それでこそお前だ。

はーい。こんにちは。

あるいはおはようこんばんは。

このお話では、前の話の妖怪のことと、

怪我のこと、ロクの妹のことをかけてればいいなぁって感じ
書きました!!

上手くかけてるかは知りませんが!!

ここまで見て下さりありがとうございます!

それでは!

ばいばい!

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