テラーノベル

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テラーノベル(Teller Novel)

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No

じゃあ、結果発表といきましょうか

俺たちはLAMUのNoさん宛にタイムを送る

No

結果は...

No以外

(ドキドキ)

No

1位、8分15秒、Noチーム!

Jp

うそ!

No

うそじゃありません、ほら!

Hr

ほんとだ

そこには確かにそう書かれていた

Ur

やったー!

Ya

イエーイ!

UrとYaくんはハイタッチをし Rnさんも嬉しそうに拍手をする

No

次に3位

Et

3位?

No

こっちを先にいう方が面白そうでしょ

Et

なるほど

No

3位は、11分50秒、Jpさんチーム!

Dn

うわあ〜

Sv

ガチで?

Jp

てことは俺らが罰ゲーム...

Na

まじで嫌だ...

Tt

つまり、2位は

Mf

俺たちだ!

Rn

ちなみにTtさんチームのタイムは?

No

10分45秒です

Et

1分でも遅かったら、私たちが
最下位かもだったんだ

Hr

よかった

少し各チームで騒いだあと Urが言った

Ur

罰セリフ決まったぞ!

Dn

どんな、内容なの?

Jp

セリフとか俺無理なんだけど

Noさんが涼しい顔で答える

No

内容は「読む瞬間」まで秘密です

Tt

Noさん、ほんま容赦ないな

Ur

まずはSvさん、これを読んでもらう!

Urに手渡されたスマホを見た瞬間 Svさんの顔がほんの少しだけ固まる

Sv

......(スマホを持って後ろをむく)

Jp

逃げるな!

Ya

読め読め!

観念したようにSvさんは 片手で顔を隠しながら早口で言った

Sv

...べ、別に怖かった訳じゃないけど……君がいたから、心臓の音がうるさくなっただけ...だよ/////

Ur

ヒュー、かっこいいね(ニマニマ)

Sv

やめろ////!

Rn

ふふ、次はDnさんです

Rn

これをどうぞ

Dn

うわあああ!

スマホを受け取ったDnはのけぞった

Mf

Dn頑張って!

Dn

うぅぅ...

Dnは顔を赤くしMfくんの背中に 隠れながら言った

Dn

ねぇ、俺と手、つなご?
怖いからじゃなくて...離れたくないって思っただけ、なんだけどさ...////

Tt

かわいかったで!

Dn

うわあん

Rn

頑張りましたね!

Ya

次はJpな

Jp

これ...ガチで読むの?

Ya

当たり前だろ

Jp

〜////

Jpさんは少し黙ったあと Naさんがいる方向を見て言った

Jp

怖かったけどさ、お前が「大丈夫だよ」って笑った時、なんかもう......好きになるかと思った////

Na

...///(ドキン)

Hr

お〜!(ぱちぱち)

Jp

////もうほんとヤダ!///

No

トリはNaさんです

Noさんは悪気もなくスマホを差し出した Naさんは震える手でそれを受け取ると 顔がパァっと赤くなる

Na

ムムムムム無理です!

Ur

Naさんならできる!

Rn

ファイトです!

Ya

やらなきゃ終わらないよ〜

Na

もぉ〜////

Na

...もうちょっと、手にぎってくれる?
こっち見ないで...恥ずかしいんだから...////

泣きそうになりながら Naさんは震える声で読み上げ 崩れるように座り込んだ

Et

Naさん、お疲れ様!

Na

Etさーん

No

いやー、最高でしたね!

Ur

Yaくん、どうだ?(ニヤ)

Ya

上手く録音できたよ(ニヤニヤ)

Jp

はっ!聞いてないんだけど!!

Dn

なんで録音してんの!

Sv

ふざけんな!

Na

今すぐ消してください!

Ur

やだよーだ

Hr

あはは

しばらくUr&YaくんとJpさんチームの 追いかけっこが続いた

Et

みんな楽しそう

みんなを眺めながらクスッと笑う君の横顔

Hr

(お化け屋敷は怖かったけど、こうして笑いあえたからよかったのかな)

Jp

もう、こんな時間だね

夕方、閉園の時間が迫って来た

Tt

じゃあ、ラストに観覧車乗ろうか

Tt以外

いいね!/ですね!

観覧車に向かう

観覧車の1つのゴンドラは4人乗りだ 俺たちはお化け屋敷を回った チームで乗ることにした

ゴンドラ① Jpチーム

ゴンドラのドアが閉まると 園内の音が少しずつ離れていく

Sv

思ったより中、狭いな

Na

高身長男子が2人もいますからね

Jp

確かに身長のせいで狭く思えるのかも

Dn

俺に対しての嫌味?

Sv

Dnも男性平均身長は超えてるでしょ

Jp

ははっ

よこからJpさんの声がする

Na

ふふっ

Na

(いつも騒がしい人ですけど、こういう雰囲気も似合いますね)

Dn

見てみて、1番上まで来たよ!

Na

時間も夕方なのでとても綺麗ですね...

Sv

おっ、あれってさっきまわったお化け屋敷じゃない?

Jp

ほんとだ!

Svさんの言葉に私もみんなもそこをみる Jpさんは私のすぐ後ろから眺めている

Na

////(顔が近い...)

Dn

お化け屋敷、怖かったし負けちゃったけど、楽しかったね!

Na

そうですね

Jp

Svさんのレアな照れ顔も見れたしね

Sv

おい!3人もずっと照れてただろ

観覧車ももう少しで終わり 物ごいしくなった私は言った

Na

今日、楽しかったな

Jp

また、みんなで来よう

Sv

また、行こうな

Dn

うん!

Na

(こんな風に過ごせる日が、もっと続きますように.*・゚)

ゴンドラ② Noチーム

ゴンドラに乗るとゆっくり上に進んでいく 昼間はあんなに騒いでいたけど 一瞬静かになる

No

いや〜〜、お化け屋敷、最高でしたね
最後の水音こ演出はも〜リアルで...

Ur

ここでもするのでかよ!その話

No

はい、しますよ!

Noさんがテンションを上げて話し始める

No

特に海底通路のところとか、壁の向こうから手がヌルッて出てくるとことか!

Rn

もうやめてください、Noさん、思い出したくないです……

Rnが小さく縮こまっている

Ya

(まじで怖がってたもんな)

Ya

ここは少し揺れるけど、大丈夫だよ

Rn

...うん

Rn

ありがとうございます、Yaくん

Rnは安心したようにニコッて笑う

Ya

(...今の笑顔、反則でしょ////)

この様子をUrが俺の斜め前から ニヤッとして見ていた

Ur

おやおや〜?No兄の横で顔赤くしてんの、誰ですかね〜?

Ya

うっせ!黙れUr!

No

青春ですね〜

Ya

Noさんも、黙ってて!

Ya

(やべぇ!なんでこの兄弟2人揃ってからかってくるんだ!)

Rn

幸いにもRnには気づかれていなかった

これ以上からかわれないように 視線を外に向けたら、ちょうどゴンドラがてっぺんに着くところだった

Ur

綺麗だな

No

優しい色ですね

夕焼けが俺たちをやさしく包んでくれる

Rn

Yaくん

Ya

ん?

Rn

さっきはありがとう
今日、とても楽しかったです

Rnは満面な笑みでそう言う

Ya

...そっか

目を合わせるのがちょっと照れくさくて 外の背景をじっと見つめた

ゴンドラ③ Ttチーム

ゴトン、と小さな音をたてて扉が閉まる 4人が並んだこの空間は ほんの数秒で動き出す

俺はEtさんの隣に座った

Mf

うわ、思ったより高いとこまで行くね

Tt

やっぱり、ちょっと揺れるな

Mf

あっ、あのお化け屋敷がどんどん遠くなっていくよ

Tt

あれな、ほんま怖かったな

Mf

まじでそれ!

そう言って笑う2人のやりとりを Etさんと並んで眺める すこし緩んだ空気が 観覧車の中に広がって行く

Hr

...寒くない?

横目で見るとEtさんが両腕をぎゅっと 組んでいた Etさんは少し肩をすくめて言う

Et

うん、大丈夫...でも、少しだけ

Hr

良かったら着て

俺は、自分の上着を差し出した Etさんは少し驚いた顔をして でもすぐに笑って言う

Et

ありがとう

Mf

...

Tt

...

Mf

え、俺らどうするのが正解?(ひそひそ声)

Tt

まぁ、とりあえず空気でいよ(ひそひそ声)

観覧車はゆっくりと、頂点に近づいていく 外を見れば、オレンジ色に染まった 街並みが広がっていた

Et

今日...楽しかったね

Hr

うん...気づいたらもう夕方だし

Et

みんなとこんなふうに過ごせて、嬉しかったな

Hr

俺も、楽しかった

Et

またみんなで来たいね

Hr

うん、また来よう、みんなで

俺は、Etさんの横顔を見た 夕焼けが髪を明るく照らしている まるで絵本の1ページみたいだった

Hr

綺麗だな(Etさんが)

Et

綺麗だね(景色が)

Hr

(...伝わってないんだらうな)

Mf

俺らもいるんだけど!

Hr

あ...

Et

あ...

Tt

あ...ちゃうわ!

Tt

いつまで黙っとけばいいねん

Hr

ごめん ごめんw

Et

あはは

観覧車から降りた後 俺たちは電車に乗り、家に向かった

Ya

疲れた〜

Mf

でも楽しかった!

Ur

あの罰ゲームは一生忘れられない

Jp/Na/Sv/Dn

忘れろ!/てください!

No

無理ですよ、しっかり録音しましたもん

Na

くぅ、その録音さえなければ...

夕焼けの下、笑い声が混ざって響いていく 楽しかった1日が思い出に変わる時間

Hr

(みんなと毎日こうして過ごしたいな)

また会おうって、あの時言ったから〜初恋の続きは、春に咲く〜

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