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桃青長編集

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桃青長編集

3 - 苺 瀬.

♥

29

2021年10月29日

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かぞくぱろ

ももあおメ イ ン

あ お.

桃兄~ッ!!

も も.

ん~ど~した、?

あ お.

ゲ ー ムしよ、ッ!!

も も.

おう、!

桃くんは苺瀬家の三男

僕だけが知っている

桃くんは女遊びが激しい

でも、遊んでくれているから黙っている

も も.

カ ッ プヘ ッ ドやろーぜ!

あ お.

ッうん、ッ!!!

ス テ ィ ッ ク や ボ タ ン を上手いこと使い分けながら

敵を倒していく

あ お.

ッく、ッうわ、ッ

も も.

HAに殺されるゥッ!ww

桃兄とやるゲ ー ム が1番楽しい

桃兄は暇そうで実は、

部活の大会がある

僕はそれをこっそり応援している

あ お.

あ、ッ6時だ、、

も も.

時間切れだな、、

あ お.

じゃあ僕自分の部屋戻るね、ッ!!

明日は大会だった筈

しっかり休ませてあげなきゃ

あ お.

部屋たまには片付けるか、

あ お.

ん、?

棚に何か見つけた

あ お.

卒アル,,,,,?

中をみてみると家族全員の写真があった

あ お.

皆こんな顔してたんだww

あ お.

ッて、、

見間違え、?

あ お.

これが紫くん、ッだよね、、?

紫くんの写真の下にあった名前は

「紫瀬 紫」

あ お.

、、ッ、?

普段は笑ってる僕も

笑えないほどだった

焦り、疑惑、不安、

なんだこれは

誤字にしては酷すぎる

あ お.

なにこれ、ッ何これ何これぇ、ッ

橙くんの所だって

「透赤 橙」

あ お.

、、、ッちがう、

あ お.

苺瀬って誰なの、ッ

あ お.

僕の名字ってなんなの、

怖かった

居場所が無くなってしまう気がして

あ お.

紫く、ッ、

僕がこの事を伝えたらどうなるだろう

家庭が崩壊したら

離婚が成立したら

皆に恨まれたら

避けられたら

あ お.

ッ,,,

<青ちゃ~ん、ッご飯だよ~~ッ!?

あ お.

あ、ッはーい、ッ!!

桃兄は明日大会なんだから

心配かけちゃ駄目だから、

僕が耐えていなきゃ

む ら さ き.

青ちゃん、?大丈夫、?

あ お.

ッあ、

考え事をしてしまっていた

よく見たら箸が床に落ちている

む ら さ き.

食欲なかったら食べなくていいからね、

あ、心配かけちゃってる

あ お.

いや、大丈、夫、

今日だけでも耐えなくちゃ

悪夢でも見た気になって

ね、

その夜、夢を見た

む ら さ き.

やっぱ、俺らだって______

も も.

でも、______

む ら さ き.

しょうがないんだって、

あ お.

、?

聞き取れない

もっと近くに、近くへ、

む ら さ き.

だって俺ら血繋がってないし、__

ッへ、?

あ お.

ッは、

なんだあれ、ッ

血の繋がってない家族、?

しかも全員、?

あ お.

ッあ、今何時、!?

時計を見ると、投稿時間をとっくに過ぎていた

あ お.

あ。

寝過ごした

あ お.

透赤、紫瀬、ッ

苺瀬とはかけ離れた名字

あ お.

まじ意味不明ー、、__

笑えない

だるい

訳がわからない

あ お.

、、ッでも、言わなきゃ、

謎の強い使命感

僕は今日の夜になったら問い詰めることにした

あ お.

どういう事なの、

あ お.

苺瀬って誰なの、ッ

学校の電話が部屋中に鳴り響く

きっと欠席についてだろう

あ お.

はーい、

「青くん、ッお兄さんが、 桃留桃さんが、」

え、だれ、

あ お.

あの、ッ誰ですか、?

あ お.

僕は苺瀬ですけど、ッ、

「は?何言ってるの、ッ? あんたは桃留青でしょ、ッ?」

ッえ、

あ お.

ッえ、どういう事ですか、ッ

誰の事だ

あ お.

ひ、人違いでは、ッ?

汗が溢れ落ちる

僕の名字はなんなんだ

<ただいまー

あ お.

ッあ、切りますっ

き .

ッふぅ、疲れた、

あ お.

あ、黄く、

き .

どうしたんですか?

あ お.

僕らの名字って、何、?

き .

ぇ、苺瀬じゃないんですか、っ?

苺瀬の筈

僕は事情を話した

き .

ッぇぁ、...

き .

桃、、留、ッ?

明らかな動揺

無理もない

だって僕らは血の繋がってない赤の他人かもだから

き .

僕、紫君に、ッ

あ お.

うん、ッ

そこから色々慌ただしくなって

む ら さ き.

え、ッ桃留って、?

む ら さ き.

紫瀬じゃないの、ッ?

訳がわからなかった

みんなが違う人の事をいっている

あ お.

意味わかんない、ッ

周りの詰まった声

困惑

興奮

ぐるぐるぐるぐる

色んな感情が駆け巡る

あ お.

ッ僕は誰なの、ッ

その一言で全体が静まり返った

後々気付いた事、

桃くんと僕は本物の兄だった事、

赤くんは孤児院から来た子だった事

紫くんと橙くんは幼馴染で 複雑な事情でこっちへ来た事、

黄くんは親の死体を目撃して ト ラ ウ マでここに来た事、

皆が皆辛いことがあって

他人同士だった

も も.

ッうそ、、

驚くのも無理はない

だって僕以外に血の繋がった人がいないのだから

涙を目にみんな部屋に戻っていった

呻き声、哀愁、

色んな感情や声を感じる

自分のせいなんだ

こんな事知らなければ良かった

そして僕は暗いくらい眠りに付いた

苺 瀬.

この作品はいかがでしたか?

29

コメント

9

ユーザー

凄い…⦿.⦿ブクマ失礼します🙇🏻‍♀️

ユーザー

凄い考えさせられるストーリーですね✨ 続きあったら見てみたいですッ✨

ユーザー

好きやぁ.....🥺

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