生き続ける

8月5日

朝起きると時刻は10時だった

少しきんときから圧も感じたが

きんときはいつでも、どんな人にでも優しい..

そう思った

きんときが帰ってくるまで絵を描くことにした

昨日のきんときの笑顔..

無意識に思い出しながら

鉛筆を動かした

きんときに見られないようにスケッチブックは閉じて

棚に入れた

少しするときんときが帰って来た

俺は、きんときと過ごすようになって

笑顔が増えてきた

まだ、きんときと一緒に居たい

そんな思いが強くなっていった

8月27日

そろそろ、どの学校にも夏休みの終わりが近付いてくる頃だった

きんときの学校も夏休みがそろそろ終わってしまうそうだ

なかむ達も毎日きんときのお見舞いに来てくれていた

..俺は、お見舞いに来てくれる人が居ない

親は最初だけ、

学校にもあまり行っていないから

友達もいない

きんときは皆から愛されている

そう思った

でも、なかむ達は俺にも声を掛けてくれる

ほとんど喋ったことがないのに

だから、嬉しかった

もっとこの人達と一緒に居たい

そう思った

文化祭..行ってみたいな、

少し時間が経って

(結構飛びます)

９月30日

今日はきんときの学校で文化祭をやるそうだ

医者には外に出て良いことを許可された

ここがきんときのクラスらしい

楽しい..

こんな時間がずっと続いていて欲しい

そう思った

次にお化け屋敷に来た

ガタッ

コン、コン、コン

今、凄く楽しい、

こんな時間がずっと続いていて欲しい

...え、？？

りんご飴の食べた後の口

可愛すぎ、//

てか、関節キス、？！

しかも、上目遣いとか..

//食べて、いいの..かな、

その後は劇を見て病院に帰って来た

今日は少し疲れてしまった

俺はそのまま、眠りに付いてしまった