あの日逃げた君は今も〖完結済み〗

※番外編

ころじぇる幼少期メイン 連載的にはさところ

おそらく腐注意 地雷さん回れ右

無言ブクマ、フォロー⭕️ 何でも大丈夫な方向け 本人様とは一切関係ありません

あの日好きという気持ちが リンクした僕達は、 今遊園地に来ています

桃くんが指さしたのはまさかの──

喧嘩… メリーゴーランドごときでそんなに…

僕は涙目になって、 出口の方に歩き出す

橙くんに電話をかけ出す桃くん

橙くんと話す桃くんの声が 遠くなっていく

橙くんがガチトーンで言う

僕の手をグッと掴んで、桃くんを探す 橙くんは、どこかかっこよくも見えた

視界の中にいたのは、 キョロキョロしながら 焦っている様子の桃くんだった

目を輝かせめ僕に飛びつこうとした 桃くんを、橙くんが制す

桃くんがそう言うと、橙くんは 僕の方を引き寄せた

僕はそう言うと、特に周りもみずに 桃くん手を繋いだ…はずだった

僕が握ったのは橙くんの手で、 桃くんはものすごい形相で 僕を見つめてくる

期限を直した桃くんはパッと笑うと、 僕が手を繋いでいない方の手を繋いだ

懐かしい話をしだすと止まらなくなる

けど、このエピソードだけは 桃くんにも教えたい

桃くんはそう言うと、屋台の方に 僕たちを引っ張った

橙くんがメニューを見て 即決めする

絶句…w

僕達は口をパクパクさせる

バナナスムージーは中々ないので、 それに決める

それぞれ決めた僕達は、 小さな窓口のようなレジへ向かう

頼み終わって、品が来た

食べ物は人を笑顔にする

ぜっったいそうだ！

フライドチキンをぺろっと 食べ終わらせた橙くんが 話しかけてくる

僕はそう言ってベンチに凭れ、 青空を仰いだ

僕達は入学当初から、 ずっと仲が良かった

観覧車にふたりで乗って、 高いところから地上を眺める

何も話さない橙くんの方を見ると、 こわいのかプルプル震えていた

橙くんはキラキラな笑顔で ニカッと笑いかけてくれた

突然ドタバタし始める橙くん

そうこうしている間に観覧車は 一回転していた

観覧車を降りると、ずっとずっと、 怖いといっている橙くんでした

呑気に笑う桃をみて、 俺は赤面してしまう

まんまとはめられて、 俺は口が滑ってしまう

青の優しさだろうに、 でも、煽られてる気がする

俺は小さくため息をついた

もちろん桃は、いたずらな 笑みを浮かべていた

橙くんは、相変わらず怖い様子w

僕と橙くんは、仲良しです。

いつになっても、僕の大切な親友

これからもよろしくね。