ぴんぽんぱんぽーん
本作は、 みのりちゃんが亡くなる(亡霊)… 幽体離脱することをメインに書かれています。
まぁ、、ほのぼのした系のお話なので
楽しんでいただけたら!
花里みのり
それじゃ〜GO!
ステージのセカイ
ミーティングルーム (MEIKO達はライブ中)
桐谷遥
……違う…だって!!!
花里みのり
(……ぇ?)
愛莉
そんなわけないじゃない!
愛莉
みのりはあんたのそばに行った瞬間……だから、あんた、桐谷遥は有罪よ!!
桐谷遥
いいや、私はギルティ対象じゃない!!!
花里みのり
(ギルティ……有罪…!!!)
日野森雫
……嘘、よね。遥ちゃん。
日野森雫
嘘は良くないわよ。
花里みのり
(そういえば私、なんでこんな…)
桐谷遥
…だから嘘じゃない!
桐谷遥
だいたい私がみのりに何をしたかって…その怪しむきっかけを……!!!
愛莉
……えぇ。そうね。落ち着きましょう。
愛莉
まず、みのりのがあんたのそばに寄った。その瞬間、みのりは倒れた。
愛莉
周りに私たち以外はいなかった。
日野森雫
えぇ。そうね。
日野森雫
それに、私と愛莉ちゃんは遥ちゃんとみのりちゃんのそばからはかなり離れていたわ。
花里みのり
(あ、そうだ…私…)
花里みのり
(ひぇ…すっっごい恥ずかしい…//)
桐谷遥
……そう…だけど…!!!でもさ!
桐谷遥
私はやってない!!!みのりを突き倒しも…
桐谷遥
大体、触れてさえいないのに……
桐谷遥
それに今までも何度かあったよね?
愛莉
……何…が?
桐谷遥
みのりが私の近くに来た途端…
桐谷遥
力が抜けたように倒れること…
桐谷遥
…ね、あったよね!?
日野森雫
確かにあったけど…
愛莉
そんなの、日常を良いように使ってるようにしか……
日野森雫
うん。いつもだって、こんな事にはならなかった…
桐谷遥
……でもさ!今回、練習久しぶりだったし……
桐谷遥
ここに来るまで、私はみのりを見てない。
桐谷遥
遅れてきたみのりが偶然、私のそばにいただけ。私がドアのそばにいただけ!
花里みのり
(…そう、そうなんだよ!!!)
愛莉
それはそうだけど、それを上手く使ったのよ、あんたの頭だもの!
日野森雫
そうね。遥ちゃんは頭が良いもの。
桐谷遥
でも、でもでもでも……
桐谷遥
わざわざ、みんなでいるときしない!
桐谷遥
不慮の事件だったんだよ…許して。
日野森雫
嫌だ、絶対許さない!
愛莉
!…雫
日野森雫
遥ちゃんは…遥ちゃんは
日野森雫
私たちの大切なチームメイト…
日野森雫
明るいムードメーカーで…
日野森雫
ちょっぴり運のない、いつでも元気な「花里みのり」を殺したのよ!
桐谷遥
殺してなんかないよ!!
花里みのり
(…これ私が勝手に死んだだけなのに)
愛莉
…この先、あんたといるのは嫌よ。
日野森雫
えぇ。私も。
日野森雫
今まで、ずっと。
日野森雫
昔から応援してきたけど…バイバイ。
愛莉
あーあ。このセカイともお別れか。
桐谷遥
ダメ、それは……
桐谷遥
私が退く。
花里みのり
(ふぇ!?)
桐谷遥
愛莉と雫にはまだ続けて欲しいんだ
愛莉
はぁ、なんなのあんた!
桐谷遥
__,ごめんね。みのり。
桐谷遥
サヨナラ。
花里みのり
(うぅ…)
愛莉
あーあ。遥のせいでMORE MORE JUMP!も終わりね…
日野森雫
仲間殺しの汚名を被ってくのは嫌だものね。
愛莉
遥はどうせ、学校でも居場所はないでしょうね。
日野森雫
うん。新聞記事もテレビもきっと遥ちゃんにライトを当てるわ。
日野森雫
「仲間殺しの国民的アイドル」ってね
花里みのり
(嫌だ……そんなの)