テラーノベル
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いつも通り 、 ドリンクを片手にレジを通す 。
そして 、 いつも通りうりはそこに居た 。
スマホを画面にかざして支払いを済ませ 、 出口へと足を運ばせようとすると 、 うりは 「 あ 、 ちょっと待って」 と小声で俺を止めた 。
俺はうりの顔を見ると 、 うりは俺の耳元に自身の口元を近づけ小さく喋った 。
ドキッ と一瞬心臓が高鳴る 。
俺は戸惑ったのがバレないよう 、 自然に返事をした 。
うりは 「 じゃあ 、 またあとでね 。 」 と俺に声をかけ 、 小さく手を振った 。
灰皿が置いてある場所の近くにしゃがみこみ 、 スマホの画面を見る 。
そして 、 ふと うりの顔が頭に浮かぶ 。
うりのことを考えると不規則に心臓が揺れる 。
俺は少し熱くなってる自分の顔に気付かぬフリをした 。
いつもの声が後ろから聞こえて振り向く 。
後ろには仕事着ではなく 、 私服を着たうりがいた 。
その服がうりの耳元についてるピアスを際立たせる 。
俺は少し息を整えてから 、 立ち上がった 。
そう言って少し不安そうな顔でこちらを見つめる 。
うりは少しホッとしたような顔を見せた 。
その顔を見ると 、 心臓が不規則に鳴る 。
俺はうりの隣に立った 。
うりに歩幅を合わせて歩く 。
改めて隣に並ぶとうりは意外と小さくて 、
その横顔を横目で見つめると 、 余計に意識してしまう 。
うりはその視線に気づくと 、 俺を見て優しく微笑んだ 。
つい俺は目を逸らしてしまった 。
うりと一緒にいるのは 、 凄く心地がいい 。
何も喋らなくても 、 その空気感が好き 。
名前を呼ばれるだけで嬉しくなる 。
手を振ったあと 、 自分の家がある方向に歩き始める 。
でも 、 先程までうりが隣にいたせいか 何故か少し寂しく感じる 。
いつもコンビニから帰るのは一人なのに 。
なんて思いながら少しずつ歩いていくと 、 後ろから 「 ゆあんくん ! 」 と俺の名前を呼ぶ声がした 。
振り向くと 、 先程別れたはずのうりがいた 。
ちょっと走ったのか 、 ほんの少し息が切れている 。
うりの発言に驚きながらも 、 冷静に言葉を返した 。
ポケットからスマホをだして 、 明るく光るうりのスマホの画面にあるQRコードを手際よく読み込んだ 。
うりは俺のプロフィールを嬉しそうに見た 。
うりは手を振って歩いていった 。
俺はうりの後ろ姿をしばらく見つめてから 、 その場から足を動かした 。
スマホにうりのプロフィール画面を映したまま 、 俺は画面を閉じた 。
コメント
3件
うわあああ今回も尊すぎる!!😭💕💕「一緒に帰ろ」って耳元でささやかれるのずるすぎない!?心臓もつかんてばww しかも走って追いかけてきて連絡先交換って…もう完全に恋愛フラグじゃん!!「名前呼ばれるだけで嬉しくなる」の気持ち、わかるわかる〜〜!!ゆあんくんの不器用な感じとうりの優しさが絶妙で、読んでるこっちまでドキドキが止まらなかったよ!次回も楽しみにしてるね、あもさん!🔥🌸
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