狂依存

皆さんはちゃんとした愛し方で人を愛せていますか？

日々人に感謝しながら生きていくという事は 何よりも難しい事だと思います

じゃあ、1人の為に自分が犠牲になるか 自分1人の為に多くの人が犠牲になるか。

貴方だったらどっちを選びますか？

今回はそんなお話です。

『狂依存』

あ"〜、もう！分かんねぇな、

周りがガヤガヤしている中、 俺は毎回1人でいる

今は受験期なのにこんなに ガヤガヤしていて大丈夫なのだろうか。

この教科わかんねぇし、理科やろ。

やっぱ理科って面白い。 人間の見えない部分が見えてるみたい。

すごく癪に障って 思わず手が出そうになる

これ以上、問題を起こす訳にもいかない。

1回この場は離れよう。

俺は屋上につくなり 大声を上げながら壁を殴る

せっかく勉強に集中出来ていたのに

1人の時間を邪魔されたのが悔しかった

とりあえず落ち着こう。 そう思って呼吸を整えていた矢先、

学年には見たことない顔だ。 って事は後輩か…

まぁ、この一瞬の付き合いだろう。 相談したって何も減りやしない。

そう思った俺は、 俺の過去から今の事まで全て話した

よく見たらこいつの目…

クマまではいかないが、 とても力がない疲れた目をしている

俺が問い掛けると急に黙り顔が暗くなった。 たかが、夜更かしについてだ。 そんなに言えない物か？

あ、もしかして此奴、 毎晩女と…

あまりにも答えが予想外すぎて しばらく立ち直れなかった。

そう言って無邪気に笑う君。 俺はこんな純粋な奴にあんな妄想をしてたのかと 恥ずかしくなった。

顔赤、

あっつ…//

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