この作品はいかがでしたか?
442
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今日は待ちに待った体育祭
現在の種目は借り物競争
この借り物競争の種目に出る代表者は、
いふ
ないこ
いふ
そういってC組の白色のはちまきを巻く、 秘密の彼氏
彼の名はいふ。
俺らの関係は恋人同士 面倒くさくなるので誰にも言ってない
「借り物競争の出場者はグラウンドへ集まってください。」
いふ
ないこ
いふ
トラックへ走り出すまろ。
俺らの最後の体育祭、絶対に勝つと決めたこの日
全身全霊で応援する気だ。
バンっ!
銃声が耳を劈く
同時にまろもスタートダッシュを決めた。
ないこ
周りの陸上部に圧倒的な距離を付けていくまろ
テニス部はそんなに走されるのか疑問に思いながらもエールを送る。
ないこ
少し口角が緩んだ彼を見て微笑みながらもエールを贈り続けた。
テーブルに置いてある紙を手に取った彼
キョロキョロと周りを見渡し、 こちらへ向かってきた。
モブ
モブ
ないこ
歓声を上げる女子クラスメイトをみて少々妬いた気持ちになる、 そんなのはどうでもいい、彼を応援し続けなければ。
モブ
クラスメイトを完全無視しながら、
いふ
俺の手を取ったまろ。
ないこ
いふ
そう言って軽々しく俺を持ち上げ、 いわゆるお姫様抱っこをかました彼。
周囲のクラスメイトが呆気に取られていることが伺える。
ないこ
いふ
ないこ
一気に目線が動く。
爆速スピードで走りだした模様、
髪が重力に従って荒れるがお構い無しに走るまろ。
恥ずかしさなんてもう、忘れていた。
ピピーッ!
「1着、C組!」
歓声に包まれたグラウンド
まろが1着でゴールテープを切った。
続々とゴールしていく走者達。
放送委員
食い気味でマイクを向けてきた放送委員
それにノリノリで喋り出すまろ。
いふ
いふ
ないこ
またもや歓声に包まれた会場
一定の女子達に睨まれつつも喜んでくれる後輩と男友達。
いふ
放送委員
興奮して震えた手でマイクを渡す放送委員さん
お前腐女子だろ
いふ
いふ
ないこ
少女漫画みたいな話王道なベタ展開、
でも、ベタでもいい
ベタになるぐらい愛しているから。
柚
柚
柚
柚
柚
柚
コメント
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Twitterフォロー失礼します(?)