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いつも本ばかり読んでいて
女子と親しくするような人でなく
クラスでギャーギャー騒ぐような人でもない。
どちらかといえば静かに過ごしているのが、僕。
そんな僕に、なぜかストーカーする女子がいる。
小泉紗奈
宮崎隆太
小泉紗奈
宮崎隆太
小泉紗奈
宮崎隆太
意味がわからない。
あいつには好きな人がいるのだ。
僕じゃない。
それなのに、なんでこんなに簡単に好きでもない人に
好きだなんて言えるのか。
本当にわからない。
7月28日
夏休みが始まって、1週間が経過した。
宮崎隆太
宮崎隆太
宮崎隆太
山田健人
宮崎隆太
山田健人
宮崎隆太
小泉紗奈
宮崎隆太
小泉紗奈
小泉紗奈
小泉紗奈
宮崎隆太
小泉紗奈
小泉紗奈
宮崎隆太
山田健人
小泉紗奈
田山俊
小泉紗奈
赤阪みやび
小泉紗奈
赤阪みやび
小泉紗奈
こんなわけで、
とにかく紗奈は男女問わず人気者。
なにより、僕とは縁がない運動神経の良さをもっている。
頭も悪くない。
これはもちろんモテる。
そんな僕とは住む世界がちがうやつが、
どうして僕にからんでくるのか。
数学の問題が簡単に解けても、
これだけはどうしてもわからなかった。
小泉紗奈
小泉紗奈
宮崎隆太
小泉紗奈
宮崎隆太
小泉紗奈
宮崎隆太
宮崎隆太
宮崎隆太
小泉紗奈
小泉紗奈
宮崎隆太
小泉紗奈
家に帰って思った。
僕は一体どうしたいのか。
紗奈と縁を切りたいのか。
なんなのか。
わからない。
だから、僕は。
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