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運命の4つの鍵に

第2話 - シオンさんの過去（前半）

2025年04月21日

#二次創作物語

#二次創作

#ちょいホラー

#ミステリー

#ホラーミステリー

#ミステリー系

こう

シオン

…

私の名前はシオンです。

下級では無く上級であるのにも関わらず。私は虐められている

シオン

はぁ…

そんな毎日でため息が毎回毎回出るようになってしまったのです。

私は歌が大好き。

そんな歌が母上や父上にバカにされてしまう。

私の歌にも興味が無い。

そんな所で現れた人が居た。

ピンポーン

シオン

…。

シオン

こんな夜中に誰でしょうか。

シオン

父上！母上！

シオン

…まぁ寝てますか…。

シオン

はい。どなたでしょうか？

紅葉

どうも。紅葉です。

紅葉

貴方は…子供か。あの人達の。

紅葉

貴方のお母さんやお父さんに要件があって来たのですけど。

シオン

今何時だと思って来ているのですか？

紅葉

…ご、5時…？

シオン

はい。母上と父上は７時に起きます。

シオン

なので改めて７時に来てください。

紅葉

ごめんなさい。改めて来ることは出来ません。

紅葉

今しか出来ません。

シオン

何かあるのですか？

紅葉

はい。要件を話すことは出来ません。

紅葉

ただし入れてくれませんか？

シオン

良いですよ。

シオン

…お入りください。

紅葉

ありがとう。

シオン

タメ口は禁句です。

紅葉

あ、すみません。

シオン

しばらくここでごゆっくりしてください。

紅葉

ありがとうございます。

シオン

貴方は街の王子様と聞いています。

シオン

街を守ったりしたのですか？

紅葉

いえ。特に何も。

シオン

それじゃあ。何故？

シオン

噂は嘘なのでしょうか？

紅葉

僕は白市民です。

紅葉

なんにも職も付いていないただの一般人です。

紅葉

ただし見た目だけで王子様や言われるんですよ。

紅葉

イケメンだ〜。や。言われてしまうのです。

シオン

…貴方はそれに関しては何とも思わないのですか？

シオン

一般人は下級。

シオン

なのに王子様や噂されて。上級への侮辱にしか聞こえません。

紅葉

そうゆう下級とか上級とかで決めるの。

紅葉

僕は嫌いですよ。

シオン

…感想を聞いているんじゃないんです。

紅葉

噂には嘘もある。

紅葉

それは貴方は理解していますか？

シオン

はい。

紅葉

噂でこんなに怒っちゃって良いのですか？

シオン

…そうですね。

シオン

世の中には嘘もある。

シオン

嘘だった場合上級の人が効いちゃって。見にくいですものね。

紅葉

僕。嘘をついた事があるのです。

シオン

…？

紅葉

僕下級なんかじゃありませんよ。

紅葉

上級なのですよ。

シオン

な゛っ！？

紅葉

そんなビックリしますか？

紅葉

僕は存じ上げておりますよ。

紅葉

貴方が歌が上手いことなど

シオン

…。分かってくれるのですか？貴方は

紅葉

はい。僕も歌が大好きなので。

紅葉

僕も思いますよ。

紅葉

この村は虐めっ子が多いと

シオン

奇遇ですね。

シオン

前まで思っておりました。

紅葉

あなたはどうしたいですか？

シオン

…どうゆう事ですか？

紅葉

貴方が歌が上手いって事を皆に分からせるか。このまま醜く解決がしないままで終わるかって言う事です。

シオン

…そんなの。皆に私の歌を届けてみたいです！

紅葉

よくぞ言ってくれました。

シオン

ただし。私は歌が上手くないですよ…。

紅葉

いえ。貴方は歌が上手です。

紅葉

自分に自信を持ってください。

紅葉

きっと成功する。

シオン

…言葉がお上手で？

紅葉

言葉は苦手ですよ。

シオン

嘘だ。

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