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死の使者

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死の使者

1 - 死の使者

♥

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2022年10月26日

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ジョゼフ

(どうしてこんな事になったのか…)

私は広間の中央で口枷を嵌められ、唸っている青年を見て呟いた。

そう、あれは星の綺麗な夜の事だった。

ーハンター寮ー

ナイチンゲールと呼ばれる女はハンター全員を広間に集めて発言した。

ナイチンゲール

突然ですがハンターの皆様、これから約1ヶ月間、彼をハンター寮に置くこととなりました。

突然の出来事に皆困惑していた。 なぜなら彼はー

マリー

サバイバー…ではなくって?

マリー

サバイバーにはサバイバー専用の寮がある筈ですわ。

ジョゼフ

私も同意見だ。きちんと説明して頂きたい

彼女は一瞬口篭り、答えた。

ナイチンゲール

…、彼はサバイバーを殺したのです

ジョゼフ

、は?

彼女によると、イソップ・カールと呼ばれる青年は荘園に来てまもなくサバイバーを2人殺めたらしい。

そしてさすがの荘園の主も手に負えなかったようで、サバイバーより力のあるハンター寮で預かる事となったそうだ。

ジョゼフ

(と、まぁ…思い出す限りこんなところか)

あの後。 結局この子を預かる事になったのはジョゼフだった。貴族なのでマナーをきちんと教え直せ、と言われたが,

ジョゼフ

(どうすれば良いのやら。)

ジョゼフ

(見た感じ大人しそうに見えるが…)

ジョゼフ

(とりあえず口枷を取ってやるか。)

そう思い私は彼の口枷を外した。

イソップ

ん゛…ッ、おぇ゙、

ジョゼフ

初めまして。私はこれから君の教育係になったジョゼフだ。

イソップ

………さい。

ジョゼフ

ん?

次の瞬間、彼は刺すような目つきでこちらを睨みつけてきた。

イソップ

臭い。

ジョゼフ

、はっ?

イソップ

お前、もう死んでるだろ

イソップ

死臭がする。不気味な程に

何故だろうか。 私は自分の腰にあったサーベルを彼の喉元に当てていた。

ジョゼフ

もう一回言ってみろ

死臭?馬鹿な。 わたしはまだ生きている。

イソップ

何度でも言いましょう。
貴方は死んでいるんだ。

イソップ

それなのに何故死から逃げる?

イソップ

あぁ、綺麗に送って貰えなかったんですね

イソップ

可哀想に、じゃあ僕が送ってやるから早くコレどけてよ。

彼は狂ったように呟き続けていたが、私の耳には入ってこなかった。

ジョゼフ

私が死んでいるだって?

ジョゼフ

冗談じゃない

ジョゼフ

私も!クロードも!死んでなんていない!!

喉元のサーベルが彼に食い込み、真っ赤な血が流れてきた。

私は少し、この子が何故人を2人も殺めたのか理由が分かったような気がした。

𝓽𝓸 𝓫𝓮 𝓬𝓸𝓷𝓽𝓲𝓷𝓾𝓮𝓭

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