yujp jpyu 注意
俺達は親友だ。
少なくとも、2人共そう思っている。
朝のチャイムが鳴る直前、 yuは自分の席に座らず、そのままjpの机に腰を預けた。
yu.
jp.
yu.
机に突っ伏すyuの頭を、jpが軽く突く。
jp.
yu.
jp.
近い距離も、触れる肩も、今更いしきするものじゃない。
授業中。
ノートを取る手が止まると、yuは小さくjpをつついた。
yu.
jp.
小声でやり取りをしながら、 jpはノートを少しだけ寄せる。
指が触れる。 ペンが触れる。 でも、それだけだ。
昼休みは、いつもの場所。
中庭の端、人気の無いベンチ。
jp.
yu.
半分に割ったパンを差し出すと、 jpは迷い無く受け取る。
jp.
yu.
jp.
そんな軽口が自然に出る。
放課後、部活に行く訳も無く、 2人は校庭裏で時間を潰していた。
風が強くて、yuは思わず肩をすくめる
yu.
jp.
yu.
断りもせず yuは隣に寄る。 jpは一瞬だけ視線を落として、何も言わなかった。
jp.
yu.
jp.
不意に言われて、yuは首を傾げた
yu.
jp.
少し考えてから、肩をすくめる。
yu.
jp.
その言葉で、何もかも片付いた気がした。
夕方。帰り道は決まって同じ方向。 影が2つ、並んで伸びてる。
手がぶつかっても、 指が絡まりそうになっても、 2人は笑って歩き続けた。
____これが普通
次回 ♡100 短くてすいません(;_;)
コメント
2件
もう恋人にしか見えないんですけど… そのまま付き合いやがれください(?)