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【3話】過去_____

僕、昔もね

虐められてたんだ

それと

虐待受けてたの

.....っ?!

10年くらい前になるのかなー、、

僕のお母さんは体が弱かった

僕のことも流産ギリギリで産んだらしい

家事も僕まだ5歳なのに手伝ってる

僕のお友達はママと遊んでるのに、

僕のお友達で 毎日お手伝いしてる子なんていないし

だから僕は他の子が少し羨ましかった

でもね、

僕のママは他のママとは違って

すっごく優しかったんだ

料理をしてる音が聞こえる

青母

青〜?

幼い青

なに〜?

青母

洗濯物入れてきてくれる?

幼い青

はーい

僕が今日帰ってきた時

お母さんはリビングでうずくまっていた

僕は急いで電話をして

ママは救急車で運ばれて

しばらくしてママはお家に帰ってきた

幼い青

お腹空いたなぁ、

幼い青

ママ〜洗濯物入れたよ!

青母

ありがとう、青は偉いね

そう言いながらママは僕の頭をなでる

僕はこれが大好きなんだ

でもそんなある日のこと

僕のママは死んだ

がんだったらしい

急の出来事すぎて

まだ10歳になったばかりの僕は 理解が追いつかなかった

僕の地獄の人生が始まったのは そこからだった

幼い青

ただいま〜

幼い青

って誰もいないんだった、、

幼い青

明日遠足だし準備しよ

ガチャ

幼い青

お、お帰りなさい

青父

はぁ、、、

青父

ほんとにどいつもこいつもよぉ!!

青父

青ッッ!!

幼い青

は、い、、、

青父

こっち来い

青父

ボコッッドカッ

幼い青

がはッッ...

青父

ドスッッボコッッ

幼い青

ぅぅ...ポロポロ

青父

はぁ、

青父

じゃあな

青父

俺は外で飯食ってくるから

幼い青

.....

幼い青

あ、パパ、、

青父

.....

幼い青

パパッ

幼い青

パパー

青父

あ?なんだよ、

幼い青

明日ね、

幼い青

あした

青父

さっさと言えよ

幼い青

えんそく...

青父

あっそ、で?

幼い青

お弁当...

青父

ちっ...

青父

500円やるから自分でどうにかしろ

幼い青

ありがとう、、ございます...

次の日

先生

はいじゃあみんなお弁当の時間で〜す

幼い青

.....

クラスメイト

あれ?お前弁当じゃねーじゃんw

クラスメイト

えー?なんで?

クラスメイト

作って貰えなかったの?

幼い青

あ、いや、、、

クラスメイト

こいつのお母さん死んだらしいよww

クラスメイト

えーそうなの、かわいそ〜w

幼い青

.....ポロポロ

クラスメイト

だからこんな服きたないんだw

クラスメイト

お母さん死ぬとかw

クラスメイト

まあ別にいなくてもお前の場合変わんねーもんなw

幼い青

僕のママをバカにすんな!!グズッ

クラスメイト

え?ママ呼びなの?

クラスメイト

きんも〜w

幼い青

僕のママを悪く言うやつは許さない!

ボコッッ

クラスメイト

は?こいつッッ

クラスメイト

いった゛ッッ

クラスメイト

お前ふざけんじゃねーぞ

クラスメイト

こっちは5:1なんだよばーか

ボコッッドカッ

幼い青

いたい゛ッッ

ドスッッ

幼い青

やめてッッポロポロ

先生

何してるの!?

先生

やめなさい!

クラスメイト

だってこいつが殴ってくるから!

先生

そうなの?青くん

幼い青

.....

クラスメイト

黙って逃げんな!

クラスメイト

そうだよ!元々はお前が悪いんだよ

幼い青

もう知らない!!

タッタッタッ

それから僕は学校で いじめられるようになった

中学に上がってからも

僕の悪い噂がずっと流れてて

いじめはエスカレートしていった

でもひとつあったいいことは

僕のお父さんが死んだこと

交通事故だったらしい

ざまあみろ

死んでから幸いお金には困らなかった

父は金持ちだったのだ

父の口座からお金を下ろし

少しずつ使っていった

大まかに話したあと 僕は桃くんに視線を戻す

まー、そんな感じ笑

きもいでしょ?笑

何を言っても桃くんは口を開かなかった

僕に気遣わなくていいから...

きもいって言ってよ、

すると桃くんは口を開く

青...

辛かったな、

少し声を震わせながら 僕のことを抱きしめた

僕も自然と涙が溢れる

そして更に続ける

今までよく頑張ったな、

話してくれてありがとう

1番欲しかった言葉

先程より大粒の涙で 彼の肩をびしょびしょに濡らした

この作品はいかがでしたか?

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