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ふぁー?!?!! 最高では?!?! 自分はテストでしんだぞ☆
ミスターブラックと先生記憶戻ったァァァァァァ!!雹華は…ピーしてからピーしてぶっ◯すぜぇ!(((
すまない先生とブラックきちゃああ~!!!!すまない先生の潜在意識マジですげえな!! 雹華可哀そうって思ってたけどやっぱ許せねえな!先生手貸しまっせ! ブラック…何かいきなり記憶戻ってんのに超冷静だな流石っすパイセン。 もう一つ質問良いかな。他の生徒どうなったん?(特にブルーの…何か伏線?)
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目の前の女に触れられた瞬間、頭が真っ白になる
頭が回らない、何もかも理解できない
今この瞬間どんな状況なのか、目の前の人物は誰なのか
そもそも自分は何なのか
そんな疑問のみが頭を埋め尽くす
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自身の頭に触れている女に問い掛ける
目の前の女の左手には水色の宝石らしき何かが掴まれている
雹華
雹華
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雹華
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雹華
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雹華
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雹華
雹華
目の前の女は___の頭を掴む力を強める
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雹華
雹華
雹華
目の前の女は更に手の力を強める
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雹華
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女がそう言った瞬間、脳内に何かが流れ出す
それは、ありもしない筈の記憶
ありもしない筈だった記憶
出生から幼少期、学生時代
様々な記憶が流れ出す
その記憶にはどれも目の前の女が映り込んでおり
目の前の女はまるで家族の様だった
女は頭を掴む力緩める
雹華
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雹華
雹華は優しく微笑む
雹華
雹華
雹華
雹華
雹華
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脳内に流された記憶を辿ってみる
そこには確かに自分を拾って育ててくれた雹華の姿があった
雹華
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若干記憶について疑問に思いつつも、脳裏には雹華に育てられた記憶が焼き付いている
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雹華
雹華
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雹華
雹華
雹華は此方に手を近づける
先程の様な事をされるのではないかと身構える…が
雹華は優しく頭をポンポンっと叩く
雹華
雹華
雹華は頭を撫で続ける
その手は目一杯感情を込めて動かしている様に見えるが
体感、感情のこもっている様には感じることができなかった
雹華
雹華
雹華は心配そうな表情をしながら此方を覗き込んでくる
それは心配の表情とは裏腹に圧の様なものも感じられる
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流れに合わせ、つい肯定的な返事を返してしまう
雹華
雹華
雹華はそう言って微笑みを浮かべる
その微笑みにはどこか余裕の様な何かが感じられる
雹華
雹華
雹華
雹華
雹華はスッと立ち上がり、玉座の近くに置いてある機械へと目を向ける
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雹華
雹華
雹華は微笑み返す
雹華は機械の方へと歩いて行く
雹華
雹華
雹華の手は少し震えている様に見える
雹華の興奮し、震える姿に恐怖さえも感じる
雹華は一歩一歩機械に歩み寄り始める
そして、機械に触れる
雹華
雹華
雹華
雹華
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気が狂った様な雹華の様子に恐怖を覚える
雹華
雹華は機械に触れる手を離す
雹華
雹華
雹華
雹華
雹華
雹華は視線を機械から別の方向へと変える
雹華
雹華
雹華は一つの方向を訝しげに見つめる
雹華
雹華の見つめる先には倒れ込む何人かの少年たちが居た
赤ちゃん…銀髪の少年……更にはバナナの様な姿の者も居た
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雹華
雹華
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雹華
雹華
雹華
雹華は冷たく言い放つ
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雹華
雹華
雹華は此方を睨みつける
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雹華
雹華
雹華は短く言葉を言い放ち、再び地面に倒れ込む少年達の元へと歩いて行く
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「忘れるな!」
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「忘れたのか!?生徒達の事を!」
心の奥底から何かが訴え掛けて来る
それは……僕の奥底に刻まれている記憶
僕自身の思い
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「大事な生徒なんだろ!?それなのに…それなのに忘れたのか!?」
「あれだけ…あれだけ生徒達を大事に思っていたのに……」
「誰よりも……生徒達が記憶を失ってしまった事を悲しんでいたのに……!」
「今度は自分自身が忘れたのか!?」
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「生徒の事を忘れるなんて……教師として失格だろう!?」
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頭が痛む
過去の記憶が脳裏に浮かび始めるのを何かが阻害する
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「思い出してよ!生徒達の事を!」
「君の人生とも言える生徒達の事を!」
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頭の中がモヤで溢れる
「僕自身の大事な生徒の事を…!」
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頭の中に何かが浮かび始める
「馬鹿だし女の子好きだけど…友達思いの怪力………」
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「IQ200、スクール1天才で……ミステリアスな…………」
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「建築が上手くて…誰よりも優しい…キレッキレのツッコミ…」
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「秘密基地作りが上手でアイスが大好き…だけど物凄い臆病」
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「授業もサボるし盗みはする……でもとっても弟思い」
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頭の中に次々と生徒達との記憶が浮かび始める
生徒達とのかけがえの無い記憶
記憶を抜かれても尚、心身に刻まれている記憶
忘れなんかしない、大切な記憶
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すまない先生
そう呟いた瞬間、全ての記憶が脳内に溢れ始める
雹華の能力さえも凌駕するほどの記憶
心に刻み込まれて居る記憶
自身の強い思いが、雹華の能力を打ち消す
すまない先生
すまない先生
すまない先生
すまない先生
すまない先生
すまない先生
すまない先生
すまない先生
周りを見回し雹華を探す
雹華の姿が目に留まる
そこには生徒に一歩一歩歩み寄る雹華の姿があった
雹華
雹華
雹華
雹華
すまない先生
雹華に向かって叫ぶ
その瞬間雹華の視線が此方に向く
雹華
すまない先生
すまない先生
雹華
雹華
雹華
雹華
雹華
雹華
雹華
ミスターブラック
ミスターブラックがいつの間にかすまない先生の背後に立っている
すまない先生
ミスターブラック
ミスターブラック
ミスターブラック
ミスターブラック
ミスターブラック
ミスターブラックはポーションについての説明を淡々と言い連ねる
雹華
雹華
雹華
雹華
雹華
ミスターブラック
雹華
雹華
雹華
雹華が唐突に叫び声をあげる
すまない先生
雹華
雹華
雹華
雹華
すまない先生
雹華
雹華
雹華
雹華が何度も悲鳴に近い叫びをあげる
雹華
雹華
雹華
雹華がふと顔を上げ、何かに気がつく
雹華の視線の先には能力を放出する事ができる機械が置かれている
雹華
雹華
雹華が一目散に機械へと走り出す
すまない先生
ミスターブラック
ミスターブラック
ミスターブラック
すまない先生
すまない先生
雹華は機械に向かって走っている
すまない先生
雹華を止めるべく、すまない先生も走り出す
雹華
雹華
雹華
雹華
雹華が機械に触れようとしている
すまない先生
今までにない程のスピードで走る
だが、雹華に追いつく事が出来ない
雹華が機械に手を伸ばす
雹華
雹華が機械に付いているボタンに触れる
カチッ
ボタンが雹華の手によって沈む
その瞬間、機械に付いているアンテナから何かが発射される
すまない先生
ミスターブラック
雹華
広間の中に発射された何かが降り注ぐ
だが、アンテナから放射される物はすぐに止まる
雹華
雹華
雹華は何度も機械に付いているボタンを押すが、反応が無い
雹華
雹華
雹華
雹華は何度も機械を蹴り上げる
すまない先生
ミスターブラック
ミスターブラック
すまない先生
雹華に向かって再び走り出す
すまない先生
拳を振り上げる
雹華
雹華
すまない先生
すまない先生
振り上げた拳を雹華に向ける
雹華
雹華の腹に拳が直撃し、雹華が吹き飛ぶ
雹華は吹き飛んだ瞬間、意識を失う
すまない先生
すまない先生
すまない先生