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あなたは、運命の人を信じますか?
私は、叶わない恋をした…
あなたに出会ったあの日から私の人生は大きく変わった。
あの日のことを今でもハッキリ覚えてる。
あれは、私のただの思い込みですか?
今からちょうど、3年前の春。
…
…
4月8日。
今日から高校生。 入学式を終えて、通常授業が始まる。
真菜
私は、これまで電車に乗る機会がなかった。
学校までたどり着けるのか不安でならなかった。
駅のホームでは、電車を待つ制服姿の学生がチラホラ居た。
あの人達も、同じ学年なのかな、
最寄り駅のはずなのに知らない人ばかりで孤独を感じるほどだった
こんなにも私はソワソワしているのに、他の人はいつもの日常かのようにスマホに集中している様子だった。
真菜
私は電車の時間が間違ってないかとヒヤヒヤしながら落ち着かなかった。
真菜
腕時計とにらめっこをしながら心を落ち着かせる。
真菜
私は、ニヤッと笑う
カバンのポケットからあるものを取り出す
それはスマホ。
真菜
高校に入るということで両親に買ってもらったスマホ。
新品だ。
スマホを見る度にウキウキしてしまう。
しかし、このスマホ、今日までまともに使っていない。
中学の卒業式に友達と写真を撮った時にしか触っていない。
もちろん、初めてなので使い方は全く分かっていない。
アプリすら、まだLINEしかダウンロードされていない。
しかも、家族分の連絡先のみ。
真菜
正直今日が楽しみでならなかった。
新しい環境に
新しい制服
新しいスマホ
何もかも新しいから気持ちは大いに高まっている。
そして、新しい友達
できるといいな。
【まもなく、列車がまりいます。黄色い線までお下がりください。】
電車がようやく来たようだ。
そのアナウンスの声と共に、階段を勢いよく降りてくる足音が聞こえてきた。
この電車に乗るために急いできたようだ。
反射的に反応して階段の方へと視線を向けた。
彼女もまた私と同じ制服だった。
スカートを靡かせて、慣れてない足つきでピカピカのローファーを履いていた。
あ、…
不意に
目が合った。
?
彼女は残り3段と言うところで飛び降りた。
真菜
そう思った時には、彼女は地面に崩れ落ちていた。
真菜
咄嗟に駆け寄った。
真菜
?
転けると笑いが出るタイプなのか、面白くないのにずっと笑っている彼女。
彼女に手を差し伸べる。
初日というのに、鞄がパンパンすぎる。
?
彼女はスクッと立ち上がった。
しかし、彼女の膝は少し擦りむいていた。
真菜
?
彼女の足元に定期券が落ちているのに気づく。
落ちた拍子にカバンから飛び出たのだろう。
私は迷いなく定期券を拾う。
真菜
?
真菜
話しかけようとしたところ、急に手を引かれた。
?
私たち2人は止まっていた電車に素早く乗り込んだ。
それと同時に扉が音を出して閉まった。
?
なんか、…この人、見たことある。
?
【駆け込み乗車は大変危険なのでおやめください】
アナウンスがかかる。
真菜
改めて彼女を真正面から見てみる。
肩まであるサラサラな黒髪。
仔犬のようなクリクリの丸い目。
高い鼻。
潤いのある小さな唇。
笑った時に笑くぼが現れる。
身長は私とあまり変わらない。
?
また、彼女は白い歯を見せて笑う。
真菜
?
彼女はまた、
子供のような笑い声でいつまでもおかしそうに笑った。
?
?
真菜
?
?
真菜
真菜
真菜
真菜
彼女は私のことを知ってくれているのに、私は全く身に覚えがないのは失礼ではないか。
必死に脳内の記憶を探る。
?
真菜
?
真菜
?
真菜
?
彼女の発言に驚く。
明らかに私たちを知っている。
私、七瀬真菜。
の上に3人の兄がいる。
七瀬康太郎。
七瀬悠太。
私と康太郎、悠太は三つ子なのだ。
そして、その上にもう1人4つ離れた兄
七瀬隆斗がいる。
私たち三つ子は同じ小学校に通い、中学まで一緒だった。
三つ子が珍しく、名前も覚えられることが多かった。
?
?
真菜
この子が、いずれ私の今後の人生を大きく変えてくれるきっかけとなることを私はこの時全く考えもしなかった。
…
…
…
最後まで読んでいただきありがとうございます😊
はじめまして、松岡杏菜です。
無性に小説、物語を描きたくなることってありませんか?
私は、今、それです。
ということで描いていきたいと思っています。
このアプリは2回目なんです。
初心者ではありませんよ笑
まだまだこれからなので読んでいただけると嬉しいです。
いいね、コメントお待ちしております。
この作品は、『運命の人』
をテーマに描きたいなと思っています。
皆さんは、運命の人を信じますか?
実は私、めちゃくちゃ信じてます笑
恋愛だけでなく、いろんな面において
運命の人は存在すると思うんです。
だから、私はとても友達が大好きなんです。
こうして、見て下さったあなたにも
出会えたこと嬉しく思います
ありがとうございます😊
では、また。
作品はとりあえず 毎日更新したいと思ってます。
本日は第一話ですね。
次回第二話もよろしくお願いします😁