もし、この世界に過去があったなら。
もし、この世界に未来があったなら。
それは果たして後悔の過去なのか。
それは果たして希望の未来なのか。
人類にはそれを知る術など無い。
ただ一つ、言える事は
世界を騙せ。
秀太郎
……
目覚まし時計
ピピピピピ…
ピピピピピ…
ピピピピピ…
秀太郎
……
始まったのだ。 今日という日が。
秀太郎
…ん。
秀太郎
…………
ああ、そういえば今日は時空間学会
の日か……
ああ、そういえば今日は時空間学会
の日か……
秀太郎
馬鹿げてるとは思うが……
一応行ってやるか。
一応行ってやるか。
誰も居ない部屋でそう言い放つ。 そして俺はリビングに向かった。
秀太郎
おはよう。
天美
おはよう〜
こいつは俺の学校の知り合いだ。 大学生活中の家賃が足りない故、 同居している。
真司
おはよう。
コイツは… まぁ、小学校からの腐れ縁だ。 上と同じ理由で同居している。
秀太郎
じゃあ、これからエリダヌス教授の
時空間研究講義を見てくる。
時空間研究講義を見てくる。
天美
行ってらっしゃい〜
真司
いってら。