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テラーノベル(Teller Novel)

三ツ谷(猫)

フシャァアアアア!!!

三ツ谷(猫)

ザンザシュッ(爪を伸ばして攻撃)

ドラケン(白虎)(白狼)

うがぁ!フーフー

イヌピー(犬)

ヴヴヴァアア(タックル)

ドラケン(白虎)(白狼)

スルッ(避ける)

イヌピー(犬)

!?

ドラケン(白虎)(白狼)

うらぁぁあ!(振り払って壁にうちつける)

イヌピー(犬)

カハッ

三ツ谷(猫)

イヌピー!

イヌピー(犬)

気にするな攻撃を続けろ

三ツ谷(猫)

分かった

三ツ谷(猫)

それにしても

ドラケン(白虎)(白狼)

ヴヴヴ

三ツ谷(猫)

ははっ、12年も見ていなかったから

三ツ谷(猫)

力も増してて昔とだいぶ違うな

三ツ谷(猫)

こりゃ文字通り骨が折れそうだ

2人とも伏せて

!? (伏せる)

ヒュンッバチン

ドラケン(白虎)(白狼)

グンッ(鞭を避けて捕まえる)

ちょ、それはさすがにチートすぎ

俺の鞭返せよ(ボタンを押す)

ドラケン(白虎)(白狼)

!?

ドラケン(白虎)(白狼)

うがああああああああ!

MAXで流してるからさすがに聞かないはずは

ドラケン(白虎)(白狼)

ぅぅぅぅああああああ!

へっ!

ちょ!うぁわ!

ドラケン(白虎)(白狼)

(電流流れたまま鞭を引っ張りそのまま蘭を振り回す)

ドラケン(白虎)(白狼)

ドカン

ぐっ、(受身を取り切れなかった)

イヌピー(犬)

蘭!

三ツ谷(猫)

おい蘭!大丈夫か!

カハッゲホッケホ

何とかね...っ!

ははっ..うそうそ、

今の衝撃受けきれなかったみたいだ

肋やられちゃった

三ツ谷(猫)

分かった

三ツ谷(猫)

お前はもう何もしなくていい

三ツ谷(猫)

電流だけでもダメージは受けたはずだ

三ツ谷(猫)

あとは援軍くるまで何とか持たせるぞイヌピー

イヌピー(犬)

おぅ

ハハッ、頑張って

ドラケン(白虎)(白狼)

ハァハァ

ドラケン(白虎)(白狼)

ヴヴヴヴヴヴ

ドラケン(白虎)(白狼)

あ゛あ゛あ゛あ゛

三ツ谷(猫)

サッヒュンッスルッ

三ツ谷(猫)

(くそ、受けるよけるで精一杯だ)

イヌピー(犬)

(ドラケン...こんなになるまで三ツ谷の事)

三ツ谷(猫)

(早く、早く誰か来てくれ)

???

おぅお前ら

???

よく頑張ったな

???

あとは任せろ

イヌピー(犬)

!?

三ツ谷(猫)

その声は

真一郎(蛇)【長】

わりぃ、結構遅くなった

三ツ谷(猫)

真一郎くん!

場地(狼)

なんだドラケン久々に狼になってんじゃん、楽しくなりそうだな

ベンケイ(大鷲)

あんまり暴れすぎるなよ

イヌピー(犬)

場地とベンケイさんまで

ココ

ハァハァ

ココ

な、何とか間に合ったみたいだな

三ツ谷(猫)

あぁ、結構ギリギリだ馬鹿

ココ

うるせえよ、これでも全速力で読んできたんだから感謝くらいしろ

三ツ谷(猫)

おぅ、ありがとな

真一郎(蛇)【長】

そんじゃ1発

場地(狼)

この暴れ馬、いや狼か

ベンケイ(大鷲)

止めるぞ

ドラケン(白虎)(白狼)

うぁぁぁぁ

3人が連携してドラケンの動きを止める

ドラケン(白虎)(白狼)

ハァハァ

場地(狼)

おいおいどうしたドラケン

場地(狼)

こんなんでへばってんじゃねぇよ

ベンケイ(大鷲)

おい煽んn...

真一郎(蛇)【長】

いやそのまま続けろ

ベンケイ(大鷲)

長!

真一郎(蛇)【長】

一瞬の隙でいいまて

ベンケイ(大鷲)

(この状態でなにを)

場地(狼)

ほら、来いよまだまだこれからだろ!

ドラケン(白虎)(白狼)

うぁああああ!

真一郎(蛇)【長】

(今だ!)

真一郎(蛇)【長】

ドカッ(ドラケンの首元)

ドラケン(白虎)(白狼)

ぐっ....バタ

えー、それで終わり

三ツ谷(猫)

俺達の苦労は....

真一郎(蛇)【長】

いや、逆にこれで倒せたのはお前らがここまでドラケンを弱らせたからだ

場地(狼)

弱ってなけりゃ今頃俺と接戦だったな

真一郎(蛇)【長】

狼VS狼は終わりねぇだろ

場地(狼)

だな、

真一郎(蛇)【長】

ベンケイ、場地長としての命令だ

真一郎(蛇)【長】

この建物内の怪我してるやつ、敵味方関係なく病院に運べ

ベンケイ(大鷲)

はい

場地(狼)

わかりました

ベンケイ(大鷲)

長は

真一郎(蛇)【長】

俺はちょっと野暮用がある

真一郎(蛇)【長】

運び終わったら適当に解散な

ベンケイ(大鷲)

わかりました

ドラケン

俺が....2種持ちだから

ドラケン

俺がコントロール出来ないから

ドラケン

俺のせいで父さんと母さんは

ドラケン

俺なんか居なければ

ドラケン

俺がこの世に存在しなかったら

ドラケン

俺のせいで

ドラケン

俺のせいで

ドラケン

俺のせいで

そんなことないよ

ドラケン

えっ

お前はこの世界にいていいいんだぞ

ドラケン

だれ?

ドラケン

誰なんだよ

堅...

光がドラケンを包む

ドラケン

うわっ!

ドラケン

ここは

ドラケン母(虎)

ドラケン

え、だれ?

ドラケン母(虎)

ふふっ、わからなくて当然よ

ドラケン母(虎)

覚えてないもんね

ドラケン

なんだよ、んで結局だれ

ドラケン母(虎)

私はあなたのお母さんよ

ドラケン

はっ.....

ドラケン父(狼)

俺もいるぞ

ドラケン母(虎)

ちょっとおれじゃ分からないでしょ

ドラケン父(狼)

ああ、オホン

ドラケン父(狼)

おまえのお父さんだ

ドラケン

な、なんで

ドラケン

父さんと母さんは死んだはずじゃ

ドラケン

でもいる、

ドラケン

ってことは俺は死んだの

ドラケン母(虎)

いいえ、

ドラケン父(狼)

お前はまだ生きてるよ

ドラケン

そんな...

ドラケン

ねぇ!俺も母さんと父さんとの所に連れてってよ

ドラケン

もう生きていたくないよ

ドラケン

生きていても俺みんなに迷惑かけるし

ドラケン

痛いことばかりされる

ドラケン

もうやだよ

ドラケン父(狼)

ダメだ

ドラケン

なんで!

ドラケン

父さん達も2種持ちの俺が嫌いなの

ドラケン母(虎)

いいえ、大好きよ

ドラケン

じゃぁ

ドラケン父(狼)

でも、お前はまだここに来るのは早いよ

ドラケン

そんなことないよ

ドラケン母(虎)

ほんとかしら

ドラケン

ほんとだもん

ドラケン母(虎)

堅...よーく思い出してご覧

ドラケン母(虎)

本当にあなたはいきてて辛いことしか無かったの

ドラケン

うん、毎日石投げられて

ドラケン

怒られて

ドラケン

殴られて

ドラケン

いいことなんてなかったよ

ドラケン母(虎)

そんなことないでしょ、

ドラケン父(狼)

お前の横には、常に頼れるヤツらがいただろ

ドラケン

頼れるヤツ....

ドラケン母(虎)

えぇ、辛かったとき...威嚇してたあなたにめげずに寄り添い続けたお友達がいたじゃない

ドラケン

そんなやつ.....

三ツ谷

(ドラケン)

ドラケン

っ!

ドラケン母(虎)

ふふっ、心当たりがあるみたいね

ドラケン

み......つや....

ドラケン父(狼)

そぅ、その人だけはおまえを絶対諦めなかっただろ

ドラケン父(狼)

ずっとそばにいたじゃないか

ドラケン父(狼)

お前がこっち来たらそいつを悲しませることになるぞ

ドラケン父(狼)

それでもいいのか?

ドラケン

っ!

ドラケン

いやだ!

ドラケン母(虎)

ふふっ...そうでしょ

ドラケン母(虎)

あなたが忘れていた物は私たちが思い出させてあげる

2人がドラケンを抱きしめるとすっとドラケンの中に吸い込まれて姿が変わっていく

ドラケン(白虎)(白狼)

はっ!親父、お袋!

ドラケン父(狼)

ははっ、すっかり大きく強くなったな

ドラケン母(虎)

そりゃそうよ、私たちの子だもん

ドラケン(白虎)(白狼)

親父、お袋...俺のせいで...すまん

ドラケン母(虎)

いいのよ、さっきも言ったけどあなたは悪くない

ドラケン父(狼)

そうだ自分を責めるな、俺達はお前を守ったこと1ミリも後悔してないぞ

ドラケン(白虎)(白狼)

でも、

ドラケン父(狼)

いいんだよ、俺たちのことは気にせず、おまえはお前の人生を歩け

ドラケン母(虎)

大丈夫、私たちはずっとあなたのそばであなたを見ているから

ドラケン母(虎)

今はあなたの帰りを待っているお友達の所へ行きなさい

ドラケン(白虎)(白狼)

....ははっ

ドラケン(白虎)(白狼)

最初で最後の会話で、こんだけ言われたら
そっちに行くに行けないな

ドラケン(白虎)(白狼)

オゥ、帰らせてもらうわ

ドラケン父(狼)

おぅ、いいへんじだな

ドラケン母(虎)

堅...最後に一つだけ

ドラケン(白虎)(白狼)

なんだ

ドラケン母(虎)

三ツ谷君...だったかな?

ドラケン母(虎)

そのこの前だけでも、子供の頃みたいに弱いところ見せてもいいんじゃない

ドラケン(白虎)(白狼)

ドラケン母(虎)

子供達や他の人達に、心配かけたくなくてずっと今まで我慢してきたでしょ

ドラケン母(虎)

そのままだとまたいつか壊れちゃうわ

ドラケン母(虎)

あなたが初めて心を開いたそのこは信用できるんでしょ

ドラケン母(虎)

なら、弱いところ見せてもいいと思うんだけどな

ドラケン(白虎)(白狼)

・・・

ドラケン(白虎)(白狼)

はは

ドラケン(白虎)(白狼)

やっぱり親にはかなわないか

ドラケン(白虎)(白狼)

本当に見てくれてたんだな

ドラケン(白虎)(白狼)

分かった...

ドラケン(白虎)(白狼)

あーその

ドラケン母(虎)

ん?

ドラケン(白虎)(白狼)

ありがとう

ドラケン母(虎)

・・・

ドラケン母(虎)

ふふっ、可愛いところもあるのね

ドラケン父(狼)

そろそろ時間だ

ドラケン(白虎)(白狼)

そっか...

ドラケン(白虎)(白狼)

慣れたけど会えないのは寂しいな

ドラケン(白虎)(白狼)

おれ、父さんと母さんの子供に生まれてよかった

ドラケン(白虎)(白狼)

もう1回言うわ

ドラケン(白虎)(白狼)

ありがとう

ドラケン母(虎)

.....こちらこそ

ドラケン父(狼)

俺たちの子供に生まれてくれてありがとう

ドラケン(白虎)(白狼)

おぅ、さようなら父さん母さん

泣きながら消えていく両親を見送って 笑顔で光に包まれるドラケン

ドラケン(白虎)(白狼)

.....っ

ドラケン(白虎)(白狼)

ここは

三ツ谷(猫)

んっ...

三ツ谷(猫)

はっ!

三ツ谷(猫)

ドラケン!目が覚めたのか

ドラケン(白虎)(白狼)

み....つや

三ツ谷(猫)

ガバッ

三ツ谷(猫)

ぎゅっ

ドラケン(白虎)(白狼)

うわっ!

三ツ谷(猫)

俺の事分かるんだな

三ツ谷(猫)

覚えてるんだな

三ツ谷(猫)

よかった

三ツ谷(猫)

ほんとにおまえは馬鹿だ

三ツ谷(猫)

俺の記憶取り戻そうとして自分を犠牲にするんじゃねえよ

三ツ谷(猫)

俺、俺は

三ツ谷(猫)

お前を殺さないといけないのかと思って

三ツ谷(猫)

怖くて、こわくて

三ツ谷(猫)

それで

三ツ谷(猫)

うぁああああああ

ドラケン(白虎)(白狼)

三ツ谷

ドラケン母(虎)

そのこの前だけでも

ドラケン母(虎)

弱いところ見せてもいいと思うんだけどな

ドラケン(白虎)(白狼)

(あぁ、確かにそうだな、母さん)

ドラケン(白虎)(白狼)

ぎゅっ

ドラケン(白虎)(白狼)

.....うっ...ぐすっ

ドラケン(白虎)(白狼)

うぁぁぁぁあ

ドラケン(白虎)(白狼)

ごめん、三ツ谷

ドラケン(白虎)(白狼)

でもそうしないとお前ずっと俺の事忘れてそうて

ドラケン(白虎)(白狼)

だから必死で

ドラケン(白虎)(白狼)

ごめん、ごめん

三ツ谷(猫)

それでお前が死んだら元も子もないだろ

三ツ谷(猫)

というかなんで泣いてんだよお前も

ドラケン(白虎)(白狼)

だって、三ツ谷と、やっと会えたから

ドラケン(白虎)(白狼)

なんかもう、嬉しいのか怖かったのかわかんないけど止まらなくて

ドラケン(白虎)(白狼)

うっ...う、うァァァァァァ

三ツ谷(猫)

なんだよ、もうお前、泣くなよ

三ツ谷(猫)

ぐすっ.....

2人ともお互いの涙かれるまで強く抱きしめあって泣いていた

続く

隠生族 ハピエン[完] バドエン[未]

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コメント

22

ユーザー

久しぶりに夢小説で感動しました😭今から、お出かけに行くところだったのに〜。゚(゚´Д`゚)゚。

ユーザー

津波だぁぁぁぁぁ!!!

ユーザー

最高でしたー!感動しています゚(゚´Д`゚)゚。

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