甘い薬と頑張り屋のきみ

♥独日♥

日本がまた不思議な薬飲まされます。 次回以降🔞あり。

前回のアメ日とはまた別の時空です。 ただし日本愛されなのに変わりなし。

オフィス内:

カタカタカタ...とタイピング音とコピー機の機械音が鳴り響く社内では、今日も今日とて社畜達が働いていた。

パソコンから体を離して背もたれに寄りかかる。 また肩凝りか...しんど。

にぱぁっと気の抜けた笑顔を浮かべた日本に、ドイツが若干赤面する。

オフィス内カフェ:

そんな風に雑談していると...

「きゃああああああああっ！！！！！」

その時、不審者がドイツさんに向けて液体を掛けようとしているのが視界に映った。

私はドイツさんを思いっきり突き飛ばして自ら液体を被ってしまった。

不審者が舌打ちして逃げようとする。 しかしそれが叶うことは無かった。

ドゴッ！！！！

ドイツが不審者の鳩尾に全力の一発をお見舞いした。 テーブルを薙ぎ倒して不審者の体が何バウンドかして地面に叩きつけられる。

騒ぎを聞きつけてやってきたアメリカとロシアに、モブ社員が半泣き状態で状況説明をする。

すると二国はダークな笑みを浮かべ...

今すぐにでも核ミサイルをぶっ放しそうな位ブチギレている大国二人に、周辺の社員たちは半分チビりかけている。

ドイツの家:

いつもより優しめの声で応対しつつ、心の中では疑問が渦巻いていた。

やっぱりおかしい。 日本は大人しい性格ではあるが、ここまで怯えた態度を取るような奴じゃない。

顔を上げると、日本の顔が赤くなっているのに気付いた。

しかも呼吸も荒くなっている。...というかこの反応ってまさか。

それと同時に日本がドイツにもたれ掛かるように倒れ込んだ。

潤んだ目で此方を見上げてきた日本の様子を見て、ドイツの中での何かが切れた。

どさっ。