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ルク…ルク…? ぶるーく…ぶるく…ぶる…るく… ぶるさんッッ!?
ここは病院なのだろうか
タッタッタッ…
滑りながらも…
走る
タッタッタッ…
一向に距離が離せず、少しでも速度を下げたら捕まってしまう
話してる暇なんて物はない。
今の彼の声音は
" 気持ち悪い程に明るい "
ただその一言で完結出来る程に明るく、不気味
正に異常者だ
…ずっと走っていると
疲れたのだろう。
どんどん…彼との距離が離れていく
自分の体力も底をつきそうで
でも止まってしまったら捕まってしまうような気がして
…だから1つの部屋に入った
…ガチャ
水色をベースにした部屋だった。
まるで彼の眼のような色をしていた
白いギターや…パソコン。そしてパンダパーカー
色々な物が置いてあった
そして机の上には1つの日記があった
ペラペラとめくっていくと
…今日の日記だろうか
「今日は新しい子が来るらしい
だから俺は脱走を試みようと思う
どんな子なのかな。会ってみたい」
つい、そんな言葉が出てしまった
字が綺麗で、魅入られるような。スラッとした字
…まるで誰かが見る事を想定していたかのように
ガチャ
言われた通り、めくってみる
「新しい子に会えたら
大切な人の名前 " ルク "
って名前をあげよう」
…大切…な名前?
" ルク "
何故だろうか。
その名前に聞き覚えがある
" ルク "…
なんでこんなにも聞き覚えがある名前なんだろう
️📝 ルク。謎の人物。異常者は気持ち悪い程に明るい。 異常者との鬼ごっこを中止した
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡500