ワンクッション
東リベ夢小説 本当の家族 Part45 「彼」
イザナ(幼少期)
なんでオレに
ついてくンの?
ついてくンの?
潮風の揺れる中 彼が問う
くるみ(幼少期)
… 、ぇ
くるみ(幼少期)
好きだから、?
イザナ(幼少期)
… 、
少し間が空き 彼が可憐に微笑する
イザナ(幼少期)
オマエッて
ほんとオレのこと
好きだよナ、
ほんとオレのこと
好きだよナ、
イザナ(幼少期)
そーいうのって
イザナ(幼少期)
ブラコンって
いうんだゾ?
いうんだゾ?
くるみ(幼少期)
…ついてきちゃ
ダメなの?
ダメなの?
イザナ(幼少期)
勝手にしていーヨ
不器用な彼の キツイ言葉
こんな所も好きだった
くるみ(幼少期)
うん 笑
くるみ(幼少期)
そーいうと思たわ
くるみ(幼少期)
ていうか
くるみ(幼少期)
ひっつきムシに
させたの
させたの
くるみ(幼少期)
イっ君やからね?
イザナ(幼少期)
ハ 、?
くるみ(幼少期)
セワヤキだっていってんの!
くるみ(幼少期)
かく… 、
くるみ(幼少期)
なんとか?のときも
そーだったし
そーだったし
くるみ(幼少期)
いいかたはどうかと
おもうケド笑
おもうケド笑
イザナ(幼少期)
オイ?
くるみ(幼少期)
でも、
くるみ(幼少期)
わたしはそんな、
潮風が過ぎていくのを聴いていた彼は ワタシを 見つめてくれた
ワタシも その目を合わせて 伝える
くるみ(幼少期)
イっ君のヤサシイ
ところが好きなんだよ
ところが好きなんだよ
少し驚いた顔をした 彼だったが
すぐに 変わらぬ顔に 戻ってしまった
イザナ(幼少期)
フーン、
何を考えているのか 分からぬ顔
その顔を崩せるのは 私だけ
イザナ(幼少期)
でもキョーダイって
ケッコンできねーぞ?
ケッコンできねーぞ?
くるみ(幼少期)
そうなの 、!?
イザナ(幼少期)
諦めナ
くるみ(幼少期)
えー 、
くるみ(幼少期)
無理やわ
奇麗な髪を 潮風と共に揺らす
イザナ(幼少期)
んじゃあ、
イザナ(幼少期)
ずっとついてこいよ
そんな彼が
好きだったな
くるみ(幼少期)
… 、!
くるみ(幼少期)
う、!うん!!