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雫
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あの日から、放課後の空き教室は 2人だけの避難場所になっていた。
毎日決めたわけじゃない
でも、俺が先に行けば白狐さんが来て、
俺が遅れて行けば白狐さんが居た。
それだけのことなのに、心が少しずつ、軽くなっていた。
dnk
mf
俺は一瞬、答えをためらう。
いつもの自分なら「まぁまぁかな」とか、 「やるしかないから」とか言ってお茶を濁す
でも、日狐さんの視線が優しくて、嘘をつけなかった
mf
dnk
白狐さんはそれ以上、何も聞かなかった
それが、嬉しかった。
mf
mf
俺は遠慮がちに聞いた
白狐さんはしばらく黙ってから、小さく笑う。
dnk
mf
俺は、考えるよりも先に言葉が出た
dnk
mf
dnk
白狐さんの耳がぴくっと揺れた。
俺は一瞬、自分の言葉に赤面して思わず机に突っ伏した。
mf
mf
mf
dnk
dnk
mf
俺は顔をあげられなかった
白狐さんの声が、ちょっとだけ弾んでいたのが、 どうしようもなく嬉しかった。
ある日、いつものように教室に行くと、 白狐さんの姿がなかった。
mf
俺は、胸がざわついた。
心のどこかで、『もう来ないかもしれない」と思った
mf
教室を出て、校舎を歩き回る。
夕焼けが差し込む非常階段の近くで──
うずくまる白い尻尾を見つけた。
小さく、小さく声が漏れる。
dnk
dnk
mf
制服は少し汚れていて、髪も乱れていた。
俺は、躊躇わずに横に座った
そして、そっと白狐さんの手を握る。
mf
dnk
俺は、初めて泣いた。
誰かの前で、初めて感情を溢した。
涙がmfくんの手の甲に落ち、俺は顔をあげる。
dnk
mf
俺は、mfくんの目をじっと見つめた。
その目には確かに、同じ痛みがあった。
それから数日。
俺らは言葉を交わさなくても、 お互いの空気を感じるだけで
どこか安心できるようになっていた。
けれど、そんな穏やかな日は、長くは続かなかった。
ある日。俺の母親が学校に来て、教師にこういった。
『この子、最近成績が落ちているんです。』
『誰かと関わって、変な影響を受けているんじゃ...」
この話は、クラスにすぐ広まった。
そして、俺と白狐さんが
"放課後に2人っきりで会っている"という噂───
次回 『白と黒の狭間で』
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コメント
9件

ダメだ……私がいいねを1400にしなきゃ、気が済まない!
なのねさん!楽しみにしてたので泣きそう😭

なのねさん活動再開ですか✨楽しみにしてます!