私は社長令嬢

零來は生まれからずっと

普通の人としゃべったことがない

一般的な公立の学校にも

行ったことがない。

幼稚園から高校までずっと

零來は行動制限をされて生きてきた。

零來は普通の人をうらやましいと思っている。

16歳になるまで両親に会えなかったのも、

庶民としゃべってはいけないのも、

普通の学校に行けないのも、

一般人がたくさんいる街でさえ、

行ってはいけない、しゃべってはならないという

過度な制限によって零來は苦しんできた。

零來は

この事を両親に聞きたいのである。

これは零來が幼稚園児のこと・・・

零來は本当のお金持ちしか通うことのできない

園児数は合計で10人に届かないぐらいの

リトルスターグローバル幼稚園に通っていた。

（零來がブランコから降りようとする）

ぼてっっっ、

（？？？は手をつないでしゃがむ）

閏間は走って手当てをしに向かった。

小学校の入学式にて・・・

小学校からの帰り道・・・

（車で帰宅中）

（零來は車の窓から）

（普通の幼稚園に通う一般的な園児たち、）

（そして、子供と一緒にいる親の様子を見た。）

小学校からの帰り道、

（車を運転中）

（零來は車の窓から）

（外を見ている）