詰まり呼吸

詰まり呼吸

賽様 赤様 キャラ崩壊，マイナス思考等有 過呼吸，自殺未遂，嘔吐 息がしずらい人にぜひ見てもらえたら

毎日呼吸のしずらい音が部屋に響き渡る

何回この部屋で涙を流したかもう分からない

死にたい。ここに居たくない。辞めたい。

そんなことばかり考えて自分で息の仕方が分からなくなって

パニックになって何度死んでやろうかと考えたか

全部自分で歩いた道なのに何回も振り返ってしまう

死にたい

わざと引っ越して人気の少ない所に引っ越したのに

ここもなんか息苦しくて上手く生きられない

13階なんて死ねるわけないのに

毎回足を掛けて終わってしまう

ベランダの縁に跨って光で溢れた都会を見渡して

なんでこんなに死にたいのかゆっくり全部考えてみる

でも分からないこれと言った理由がない。なんとなくここが嫌い

幻聴の区別も付いてきた

さっき薬を身体に入れたからかな

大好きな人の声が聞こえてしまう

そっちに行ってもいい理由が欲しい

ごめんなさい。迷惑掛けて。でも声聴きたくて

メールトーク

電話トーク

ごめんなさい。切っちゃって

泣きそうでもう怖かった

ベランダで話すのは迷惑だったかな

立ってるのもやっとで床に座り込んじゃって

声は聞かせてたくないから

口を必死に抑えて

何日か経って

もう決断付いて

最後にないくんが優しくしてくれたから

もう死んでもいいかなって

苦しくて辛くて起きるだけでもう疲れてるのに

けどなんも出来なくて携帯見ることが現実逃避で

もう生きてる意味も無いから

でも13階だと死ねないから

公共階段を上に上がって飛び降りる

今はもう3時を回ってるから誰もいない。誰も気づかない。

独りで死ぬ

寒いな。怖いな。ここから落ちるのは怖い。

助けて欲しい。連れ出して欲しい。

でも誰もいないから

もう死ぬしかない

薬もなんもしてないから

自我がある中泣きながら

生きててごめんなさいって思いながら

死んだのに

強い痛みを感じて

周りが静かでなんも見えない

真っ暗だけど

独特な消毒の匂いがするから

まだ生きちゃってるんだろうな

なんでなの

死んだはずなのに

また怒られちゃうよ

死ねなかったことが辛くて怒られることが恐怖で

とめどなく涙が溢れ出て

静かな病室に独りの泣き声が聞こえて

病室の外がばたばた五月蝿くて

全部嫌で

点滴を抜き取って血が出ても骨が折れてても

逃げ出したくて歩こうとしたのに歩けなくて

床に落ちちゃって

椅子もリモコンも枕も全部投げて

誰も近寄って欲しくなくて

必死に泣いて投げて殺して欲しかったのに

躊躇いなく近づいてくる足音が安心で

手を握ってくれて

病院の先生が離れてって言ってるのに長いコートを羽織った彼は近づいて来てくれて

りうらの気持ちを全部分かってるかのように話してくれて

少し服が乱れたりうらを治してくれて

ゆっくり抱き上げてくれて

ベッドに戻してくれて

先生が他の看護師さんに準備してって言ってる中

ずっと泣いてるりうらを落ち着かせてくれて

先生が何か言ってるのを聞かなくていいよなんて言ってくれて

俺がいるから安心しろって言ってくれてるかのように

背中を撫でてくれて

呼吸が出来なくて

腕も足も血が出てて何処が折れてるのかなんて分からない汚いりうらが見つめてたら

頑張ったねなんて言いながら抱きしめてくれて

看護師さんが離れてくださいって。りうらの事治療するからどけてって言われても

近くにいるからね。1人じゃないからね。

なんて

言ってくれるから

だめってわかるのに看護師さんの手なんか追い払って

ないくんなんて言いながら泣きながら両手を伸ばしたら

大丈夫大丈夫。手握ってるからねって文句も言わず

大好きな顔で言ってくれる

そんな一言が大好きで大嫌いな消毒も機嫌が悪そうな担当医の目線も全部頑張れた

腕の傷を縫いながらもうちょっとだからね。って優しく言ってくれる看護師さん

痛いよね。ごめんね。すぐ終わるから。なんて言いながら

ごめんなさい。汚いの見せちゃって

脂肪も弄ってるからぐちゃぐちゃの腕を

大丈夫だからね頑張ったねなんてあやすように言ってくれる看護師さんの声でまた泣いちゃって

ごめんなさいって謝りながら言ったら

大丈夫大丈夫。今付き添いの方電話しに言ってるからね。すぐ来るからちょっとだけ2人でいようね。って

傷つけないようにやさしい口調で言ってくれて

嬉しかった

その後ないくんが戻ってきて入院の話をして終わった

ないくんは明日も来るから心配しないでねって言ってくれたの

でもくらいところで1人で寝るのは怖くて寂しくて

ナースコール呼んじゃって看護師さんが来てくれて

怖いよ。ないくんに会いたい。ってまた泣いちゃって

大丈夫寝るまでいてあげるからって

でもないくんが良くてないくんじゃなきゃ嫌で

また暴れちゃって

帰ったばっかりなのにまた電話させちゃって

来てくれて嬉しかったけど迷惑掛けてごめんなさい

何日か経ってリハビリをして退院の日になった

ないくんが迎えに来てくれるからちょっと待ってる

毎日迷惑掛けていた事が頭で回って

顔見た時に涙出ちゃって

ぎゅってしてくれて泣かなくていいよって言ってくれて

嬉しかった

その日は手を繋いで帰って

ちょっとだけ生きててもいいのかなって

詰まり呼吸 END