一話〈鶴蝶が小さくなった〉
鶴蝶 かくちょう
武道、俺よりも身長が高くなったのは、気のせいか?
武道 たけみち
カクちゃん、何言ってるの〜笑笑
俺がそんなに身長が高くなるわけ…
俺がそんなに身長が高くなるわけ…
!?
武道 たけみち
カ、カクちゃん!?!?!?
ななな、なんでそんなに小さくなってるの!?!?!?
ななな、なんでそんなに小さくなってるの!?!?!?
鶴蝶 かくちょう
分からない、けど、小さくなった心当たりは一つある。
カクちゃんが後ろを向き、指をさした。 俺は、その方向に体を向ける。
鶴蝶 かくちょう
俺を小さくした犯人は、梵天所属の〜。
武道 たけみち
〜?聞いたことのない名前
鶴蝶 かくちょう
武道は、あまり顔合わせはしたことがないだろ。俺は、〜と一緒、梵天に所属しているから良く知っている。〜はよく💊を、俺が小さくなったのも、〜の薬が原因だろう。
武道 たけみち
カクちゃんが梵天に所属している事は知っていたけど、梵天は危険だと分かった。カクちゃんがさっき言っていた〜って言う人は、どうやってその💊をカクちゃんに?
鶴蝶 かくちょう
お菓子だ、クッキーの生地に💊を入れたんだろう。
武道 たけみち
カクちゃんが騙されるなんて意外だ!!!いつもカクちゃんは、ちゃんと確認をしてから動くはずなのに。
鶴蝶 かくちょう
騙されてはない、〜は普段お菓子を作らない、けれど珍しく、いや、レアと言っても良い、お菓子作りをしていた、〜の事だから、💊を入れていることは分かっていた、最初は食べないつもりでいたが、〜が「俺の作ったクッキーを何、ガン見してやがる!!」って言うから、仕方なく無言で一枚もらって食べた、という感じだ。
武道 たけみち
なるほど、〜についてもう少し知りたい、カクちゃん、梵天に連れて行って。
鶴蝶 かくちょう
分かった、俺の体も元通りになった事だ、今から梵天に連れて行く、ついて来い。
武道は鶴蝶と一緒に梵天へと向かうのであった。次回、〈元東卍総長と再会〉