りうら
りうちゃんの目が困惑して揺れている
でも、その目は少しだけ嬉しそうでもあった
hotoke
hotoke
初兎
hotoke
僕はいむくんを押して無理やり部屋に入れる
そして、僕は部屋から出てドアを閉め、
廊下にある小さな本棚をドアの前に置いてドアを開けられないようにした
絶対に開けられないよう自分も本棚の上に乗る
僕のお腹くらいの大きさだからすぐに乗ることが出来た
初兎
hotoke
hotoke
初兎
ドアの向こうからいむくんの声と扉を叩く音が聞こえる
hotoke
hotoke
初兎
初兎
いむくんの声が急に小さくなり、こちらまで不安になる
初兎
僕はいむくんにしか聞こえない声で話しかける
hotoke
初兎
hotoke
hotoke
初兎
初兎
hotoke
hotoke
初兎
初兎
そう言った後、いむくんがドアの前から離れていったような気がした
hotoke
僕は覚悟を決め、りうちゃんに向き直る
でも、何から話せばいいのだろう
最初の言葉に詰まっていたらりうちゃんが口を開いた
りうら
hotoke
りうら
りうら
hotoke
なんでりうちゃんが謝るの?
悪いのは全部僕なのに
りうら
りうら
りうら
hotoke
hotoke
hotoke
hotoke
hotoke
hotoke
りうら
りうら
りうら
hotoke
りうちゃんは本当に優しいなぁ
りうら
りうら
りうら
hotoke
ダメ...ダメなんだよりうちゃん
だって僕は「アイツ」を...
そんな奴がりうちゃんと仲良くする資格なんて...
本当は初兎ちゃんとも距離を置いた方がいいのかもしれない
けど、初兎ちゃんがこんな僕でも許してくれるからつい甘えてしまうんだ
hotoke
hotoke
りうら
hotoke
hotoke
hotoke
りうら
「殺してしまった」なんて言えない
そう言ってしまった瞬間 りうちゃんと友達じゃなくなってしまうような気がしたから
hotoke
なんて言えば良いか迷っていた時
りうら
りうちゃんが納得したような声を出した
りうら
hotoke
hotoke
りうら
りうら
hotoke
なんだ...知ってたんだ
hotoke
hotoke
りうら
りうら
りうら
hotoke
りうら
りうら
hotoke
嬉しくて涙が溢れてくる
りうら
りうら
hotoke
嫌だなんて...絶対に思うはずがない
こんなにも優しい友達のことを
hotoke
hotoke
hotoke
涙が止めたくても止まらない
りうちゃんとずっと一緒にいることは 叶わない
だって僕はもうすぐ自分で死んじゃうんだから
りうら
りうら
hotoke
りうら
hotoke
明るいりうちゃんを見ていると 僕も元気になる
hotoke
hotoke
hotoke
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