一覧ページ

アクアリウム【完結】

第6話 - 海獣 5

127

2020年10月20日

#B L

猫の虎

2ヵ月後

橙🧡

(明後日はいよいよ先輩がいなくなる。)

橙🧡

(沼津か……)

橙🧡

(近いようで、遠いな…)

橙🧡

(いやまぁ、行こうと思ったらいつでも行ける場所だし)

橙🧡

(だけど、、)

紫💜

えっと……こっちの入荷が…

橙🧡

ぎゅｯ……

橙🧡

(心が苦しい)

橙🧡

(なんでこんなに苦しい……のか)

橙🧡

はぁ…

橙🧡

先輩……

紫💜

？

橙🧡

あのｯ、なんかできることありませんか？

紫💜

できることかぁ、

紫💜

今のところはない…

紫💜

あっ、あるわ

橙🧡

本当ですか？！

紫💜

今日さ、俺の家来てよ。

橙🧡

……え？

紫💜

引越しの手伝いってダメかな？

紫💜

できることに入んないか！！

紫💜

ごめん、今の忘れ……

橙🧡

いや、行きます！

橙🧡

行かせてください！

紫💜

そ、そう？

紫💜

なら今日、仕事終わったら連絡して。

紫💜

あっ、俺の方が遅いかw

紫💜

また連絡するよ。

橙🧡

はい！

橙🧡

(これは、いい感じなのでは！…)

橙🧡

寒っ…

橙🧡

(先輩、まだかな)

紫💜

はぁっ…はぁ……

橙🧡

先輩！

紫💜

ごめっ……おくれ…ｾﾞｪｾﾞｪ

橙🧡

大丈夫ですよ、俺も今きたところなので！

紫💜

そうなの？

紫💜

よかったぁ、ﾌﾆｬｯ

橙🧡

っ…//

紫💜

顔赤いけど、大丈夫？

橙🧡

なんでもないっす。。

紫💜

寒かったよね。

紫💜

早く俺ん家行こう。

橙🧡

っす…//

紫💜

？

紫💜

適当に座っといて。

橙🧡

はい！

橙🧡

ｷｮﾛｷｮﾛ

橙🧡

(やっぱりいなくなるんやな…)

先輩の家は、とても静寂で

とても広く感じた。

紫💜

コーヒーでよかった？

橙🧡

そんな、お構いなく…

紫💜

ふふっ

紫💜

なんか、仕事の時以外に会うと、不思議な感じだね

橙🧡

そうですね。

橙🧡

(心做しかいつもより先輩が可愛く見える…)

橙🧡

(あと口調が優しい気も……）

紫💜

仕事で気張っちゃうと、プライベートで全部発散されるよね。

橙🧡

確かに…

紫💜

多分俺が沼津に行ったら、新しい人雇うんだろうな

橙🧡

そうなんですか？

紫💜

うん

橙🧡

…

紫💜

さ、今日は手伝いにきたんでしょ？

紫💜

いっぱい働いてもらうからね！

橙🧡

はい！

3時間後

橙🧡

このくらいですかね。

紫💜

うん！ありがとう！

紫💜

本当にものが多くて、断捨離できてよかったよ！

橙🧡

んじゃ俺は帰りますね…

紫💜

時間大丈夫？

橙🧡

え？((スマホをみる

橙🧡

…

紫💜

えっと……

橙🧡

終電、終わってました

橙🧡

ま、歩いて帰れる距離なんで、大丈夫っすよ。

紫💜

家はどこらへんなの？

橙🧡

ここから10kmくらいですかね

紫💜

10kmぉ！？

橙🧡

俺、体育系のサークルだったんで、そんくらい歩ける…

紫💜

ダメダメ！

紫💜

風邪でもひいたら、俺ヤダよ…

橙🧡

ぅ…//

紫💜

……泊まる？

橙🧡

へ？

紫💜

俺の家泊まる？

紫💜

でも布団とか全部ダンボールいれちゃったから、ベットで寝るしかないけど…

橙🧡

いいんですか？

紫💜

橙くんがいいなら、別にいいよ？

橙🧡

なら……

橙🧡

泊めさせてください……

紫💜

よろこんで！

橙🧡

(これは……)

橙🧡

(やばいです)

はい！今回はここまで！ご閲覧ありがとうございました！

アクアリウム【完結】

作品ページ

次の話を読む

この作品はいかがでしたか？

127

5件

最初通知来たとき飛んでって全く違う名前だったのがびびったの私だけ?←

猫の虎

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。