ヤンキー実況者様と天真爛漫の姫

南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏～～

ゴーン ゴーン

色んな悲しみで満ち溢れる葬式…

だと思ってたのに

また、だよっ、私のお母さんのこと馬鹿にしてるよ、 お母さんはいい人なのに、なんでなんでなんで、なんで? こんなに言われなきゃなんないの? 葬式なのに、ほんと最悪、

私はこの空間に耐えれなかった 急いでお母さんの遺品だけを手にして走った

走った走り続けたいきがとぎれても必死に

走って

走って

走って

走り続けた

あの人たちの顔が浮かぶと吐き気がするっ、

別に襲われたっていいよ、もう生きてる意味ないし 死んでもいいや

少し怖いけどもういい、 このまま犯されて捨てられて死ぬのかな

ビリっ

服が敗れる音響いてるなぁー、脱がされてんの?私?まぁ、どうでもいい

ﾄﾞｺﾞｯ

鈍い音が響いた

一騎当千 一人で千人倒したという意味

(もうこふくそう)猛虎伏草 影の勇者は後から出てくる意味

ﾋﾟｺﾝｯ

(うみせんやません)海千山千 ずる賢い事をする

(しっぷうどとう)疾風怒濤 激しい勢いで押してきて状況が 大きく変化する意味

あーあ、逃げられちゃった

私は気づかれないように抜けた

あーあ、助けてもらったのに抜け出しちゃった

何されるかわかんないから逃げなくちゃ、

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ

ﾄﾞﾝｯ

ぶつかった相手は3人組の人だ

(かいだいむそう)海内無双のぐちつぼ 天下に並ぶものがないほどすぐれてるという意味

（でんこうせっか）電光石火のげんぴょん 動作がひかりのようにすばい

（とういそくみょう）当意即妙のたらこ その場に応じた素早い判断ができること

まさかここって、

やっぱりここは不良の町だ

これからどこにいこうかな、 居場所ないし、

ぎゅっ、

私はお母さんの写真を強く抱きしめた

ﾊﾟｼｯ

赤髪の彼は私の手つかんだ

ﾊﾟｻｯ

掛けてくれたのは黒いパーカーだった、 暖かい優しいにおいだ

やだ、あんな家帰りたくもない

あんな家に帰ったらこき使われる

私まで、つかわれるのはいや

あーやば、なんか泣けてきた、なんも感じないのに どうでもいいのになんで泣くのだろう

どうでもいいの、

ｷﾞｭｯ

さっきと同じ暖かい優しい香りがした

私はこれまでのことを話した.

私の両親は親の円を切ってまでもして結婚をした

私のお母さんは妹が一人いた

それは

桜お姉さんだ

私のお母さんの方が可愛いけど桜お姉さんもかわいい

私からしたらおばあちゃんは、お母さんより桜お姉さんのほうが好きだったた

とてもかわいがられてた

お母さんの方は手伝いばかり、行きたい高校にも習いたい事もできなかった

桜お姉さんはすべてそれができた、

お母さんはいつの日かを境に不良になった

そこから親不孝物と呼ばれた

けれど私の家は代々受け継がれた長女は結婚相手を決めれない

おばあちゃんが選ぶいわゆるお見合いだ

お母さんはいやがっていたと思う

ある日お母さんの高校に若い教師が来た

それが私のお父さん

お母さんが悪いことしても一人の生徒として立ちあってくれた

他の教師は軽蔑していたのに

お父さんは違かった

そこから卒業したころに告白をされお付き合いしプロポーズもされた

けど、お母さんは長女

結婚は無理だと思ったけど無理矢理でもお父さんと結婚した

そして私が生まれた

小さい頃お父さんは交通事故で死んだ

今回お母さんは病気で死んだ

ストレスだそうだ。何かを抱えてた

私はきずけなかったいつも笑顔であかるいお母さんがこんなことになるなんて

私があの家に行ったらこうなるのかと思うと絶対いやだ

私が気づけなかったからお母さんは死んだ?

そうなのかも、

私を

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